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ISBN 10 : 4588011138
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Content Description
生命進化の歴史のなかで、物質的かつ概念的な構造としての“芸術”はいつ、どのようにして始まったのか。建築し、描き、歌い踊ることは、この大地の上に何を表現し、創造してきたのか。オーストラリア先住民絵画に触発された女性哲学者が、ドゥルーズ=ガタリの非人間主義的哲学やイリガライの性的差異の思考、ダーウィンの性淘汰理論と共振しつつ、動物的なものとしての芸術の起源を探究する。
目次 : 第1章 カオス―コスモス・領土・建築/ 第2章 振動―動物・性・音楽/ 第3章 感覚―大地・民衆・芸術
【著者紹介】
エリザベス・グロス : 1952年生。哲学者。デューク大学教授。オーストラリア生まれで、シドニー大学で学位を取得。モナシュ大学、ラトガース大学などを経て、2012年より現職。フランス現代思想の研究と紹介を行いつつ、身体や進化などの観点からフェミニズム理論やジェンダー論の領域で独自の仕事を展開している
檜垣立哉 : 1964年生。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。大阪大学人間科学研究科教授。哲学・現代思想
小倉拓也 : 1985年生。秋田大学教育文化学部准教授。哲学・思想史
佐古仁志 : 1978年生。大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学。博士(人間科学)。立教大学兼任講師ほか。生態記号論
瀧本裕美子 : 1989年生。大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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