エリザベス・ギルバート

Individuals/organizations Page

Books

女たちのニューヨーク

エリザベス・ギルバート

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152100221
ISBN 10 : 4152100222
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1940年、NY。19歳のヴィヴィアンは、グランドセントラル駅に降り立った。名門女子大を追い出され、叔母が営む劇場で暮らすためだ。ペグ叔母さんの下で、ヴィヴィアンは舞台衣装を仕立てるようになる。仕事が終わればショーガールのシーリアと遊びたおした。劇場はぼろいが、居心地がよかった。やがて、戦争で家を焼かれた英国の大女優と、ハリウッドの悪魔的才能の脚本家が加わると、彼らのショーは街じょうの注目を集める。ところが、人々の関心は一変する。ヴィヴィアンの過ちが、街を騒がせるスキャンダルになったのだ。恋人も友だちも居場所も失い、初めて自分自身に向き合った彼女は―『食べて、祈って、恋をして』の著者が贈る“ありのままの私”を生きる女性たちの物語。英語圏で100万部突破!

【著者紹介】
エリザベス・ギルバート : コネチカット州生まれの小説家・ジャーナリスト。1997年に発表したデビュー短篇集『巡礼者たち』が高い評価を受け、注目される

那波かおり : 英米文学翻訳家。上智大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • pohcho

    1940年の夏、ヴィヴィアンは19歳。名門女子大を退学になった彼女はNYの叔母のところに。弱小劇場を経営する叔母さんの下、得意の裁縫の腕を活かして衣装係となったヴィヴィアン。美しいショーガールとルームメイトになり、夜ごと遊びまわる日々だったが、英国の大女優が加わったことで舞台が大当たり。しかし、若さ故にスキャンダルを引き起こした彼女は窮地に陥ってしまう。その後も彼女の人生は続くのだが、何度もぶつかって傷ついて。曲がりくねった道の先に彼女が見つけたものは。自分らしく生きた女性の物語。とても面白かった。

  • 星落秋風五丈原

    ヴィヴィアンのもとにアンジェラという女性から母が死んだという知らせが届く。「母が死んだ今ならば、父にとってあなたがどんな存在だったか語れるのでは?」と聞かれる。それにストレートに答えてしまうとそもそもこの小説が成立しない。アンジェラは「お父さんにとって私がどういう存在だったかは、彼が語るべきことで私にはわからないけれど、私にとって彼がどういう存在だったかは教えられる」と言う。最高峰のダイヤモンド『碧洋のハート』の行方を知りたいとレジャー・ハンターに、延々と自分の恋バナを話す『タイタニック』のローズみたい。

  • キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

    第二次世界大戦前後のニューヨークで、主に男に頼らないで生活した女たちのお話。男に愛されて望まれて身を慎んで結婚するのが、当たり前にして最上の人生を送るのが女の唯一で最高の幸せ、という時代にニューヨークに暮らし、男を弄び、また裏切られて、工夫して、生活を続ける、その楽しさ。辛さよりも楽しさや思い切りの良さが読んでてグイグイと来て、風と共に去りぬのスカーレットたちを見る感じで、やったね!と思った。恋に振り回されて何もかもおじゃんにしてしまうのも、人生の振り幅が大きくてよろしい。あー面白かった。

  • アカツキ

    1940年、女子大を放校になったヴィヴィアンはニューヨークにいる叔母の劇場で暮らすことに。祖母から習った裁縫の腕を買われて舞台衣装を作り、気の合う仲間とおもしろおかしく過ごしていたが、劇団に英国の大女優とハリウッドの脚本家が加わって舞台は大成功。しかしヴィヴィアンがスキャンダルを起こして…。「私の父とどういう関係だったの?」という問いに対するヴィーおばあちゃんの返答。こんな厚い手紙が届いたら読むのが怖くなるわ。「この世界はまっすぐじゃない」辛い経験を乗り越えたヴィヴィアンの言葉が胸に響いた。

  • アリーマ

    二次大戦前夜、有名女子大を出席不足で退学になった19才が、叔母の経営するニューヨークのボロ劇場に住みついて青春を謳歌。酒とセックスに溺れ、恋に仕事に新たな人生を踏み出すが挫折し…という、一人の若い女性の割とありそうな浮き沈みが痛々しいほどリアルに描き出されて身につまされた。若気の至りの失敗も後悔も、馬鹿げてはいるが多くの人が通る道。古い時代が女性に要求していた理不尽な社会常識は改めて腹立たしい。その後、彼女が年を経て得た出会いと恋が切なかった。表題がイマイチでスルーしかけたが、読んでよかった。★★★★★

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items