エリザベス・キューブラー・ロス

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死ぬ瞬間 死とその過程について 中公文庫

エリザベス・キューブラー・ロス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122068285
ISBN 10 : 4122068282
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

死とは、長い過程であって特定の瞬間ではない。人生の最終段階までに現れる、否認と孤立・怒り・取り引き・抑鬱・受容、そして希望―。二百人に及ぶ末期患者への直接面接取材で、死に至る人間の心の動きをさぐり、家族、病院関係者が、患者の暗黙の訴えと向き合うきっかけとなった、画期的名著。

目次 : 死の恐怖について/ 死とその過程に対するさまざまな姿勢/ 第一段階/否認と孤立/ 第二段階/怒り/ 第三段階/取り引き/ 第四段階/抑鬱/ 第五段階/受容/ 希望/ 患者の家族/ 末期患者へのインタビュー/ 死とその過程に関するセミナーへの反応/ 末期患者の精神療法

【著者紹介】
エリザベス・キューブラー・ロス : 精神科医。1926年、スイスのチューリヒに生まれる。チューリヒ大学に学び、1957年学位取得。その後渡米し、ニューヨークのマンハッタン州立病院、コロラド大学病院などをへて、1965年シカゴ大学ビリングズ病院で「死とその過程」に関するセミナーをはじめる。1969年、『死ぬ瞬間』を出版して国際的に有名になる。著書多数。2004年、死去

鈴木晶 : 1952年、東京生まれ。東京大学文学部ロシア文学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程満期修了。現在、法政大学名誉教授、早稲田大学大学院客員教授。専攻は文学批評、精神分析学、舞踏史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ホシ

    ターミナルケアの礎を築き「死の5段階説」を提唱して現代精神医学の発展に多大な貢献を果たしたキューブラー・ロスの代表作。「多くの患者が恐れているものは死そのものではなく、死の過程に付随する絶望感・孤独感・無力感である」という女史の慧眼さに唸りました。仏教かぶれの私は常々「死は怖くない」と思ってはいましたが、自分で空威張りしているような気持ちもありました。私の感情はキューブラー・ロスが指摘するものなのでしょうね。当時の医療の様子も分かって興味深った。医療従事者には「聖書」とも言われる本。必読の一冊です。

  • きゃれら

    コロナ禍で死生観を考えることが多くなり、年齢も上がってきて向き合わないといけないと意識して手に取った本。原著が出てから50年以上が経過しているのに、昨日あった話のように活き活きとした、というと違和感あるが、臨死患者たちの言葉があった。誰でも絶対一度は(一度きりだけど)体験する死について考えるなら必読本と思う。アメリカのインタビューであり、患者の多くがキリスト教が支えになっていると口にするが、巻末のまとめでは信仰のある無しをそんなに重視していないのが印象に残る。

  • Kano Ts

    アルトゥール・ガワンデさんの「死すべき定め」で肉体についての死に向かう過程が描かれていたので、次は精神的に死に向かう過程を知りたくて読んだ本。本質的に重なる部分が大きく感じた。死は死ぬ過程の最後の一瞬に過ぎないのか。隠さずに死と向き合うことが重要だし、自分が看取る側であれば相手がどういった状況であるか知っておいてその状況にあった付き添い方をすれば良い。その助けにもなる本だった。あと欧米で死を扱う本で感じるのは信仰が果たしている役割の大きさだ。こればっかりは実際に現地で触れてみないと分からないんだろうな。

  • Mihoko

    キューブラー・ロスの死の5段階説は有名なので見聞きすることは頻繁にありましたが、きちんと本を読んだことがなかったと手に取ってみました。学術書のように読みにくいのかと思いきや平易な表現ですんなりと入っていけます。 読んで良かった

  • 読書熊

    有名な「死を受容するまでの5段階」が学べました。末期患者や家族とのインタビューが豊富に収録されていて、物語・語りの面白さも感じられました。

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