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サリーのえらぶ道

エリザベス・オハラ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784378014937
ISBN 10 : 4378014939
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1893年の夏、北アイルランドのドニゴール州は、かつてない暑さと乾きに見舞われていた。雇われ娘のまま一生を終えたくはないと決意して故郷に帰ったサリーだったが、待っていた現実は、追い立て、死、侮辱と、きびしいものばかり。しかも、一年でもっとも楽しいはずのブルーベリー・サンデーの祭りが、これほどつらいものになるとは…。「サリーの帰る家」の待望の続編。アイルランドのビスト最優秀児童図書賞受賞。

【著者紹介】
エリザベス・オハラ作 : 1954年、アイルランド、ダブリン生まれ。国内外の複数の大学で、古英語、古アイルランド語、民間伝承を研究し、アイルランド国立図書館に勤務しながら、たくさんの作品を発表している。一般読者向けおよび子供向けの小説、詩、演劇、放送用脚本など多岐にわたる作品は、ドイツ語、イタリア語、フランス語、ロシア語ほか、多数の言語に翻訳され、本作品をふくめて、国内外の多くの賞を受賞している。大学でも教鞭をとるほか、欧米各国で講演活動もおこなっている

もりうちすみこ : 福岡県生まれ。訳書『ホリス・ウッズの絵』(さ・え・ら書房)が産経児童出版文化賞に、訳書『真実の裏側』(めるくまーる)が同賞推薦図書に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • はる

    19世紀のアイルランド。遠い農家で下働きをしていたサリーは故郷に帰ってきます。ようやく戻ることが出来たふるさとですが、思春期をむかえた少女にとっては必ずしも居心地の良い場所ではありませんでした。サリーの恋が中心に描かれる2作目。成長するにつれて、今まで仲の良かった恋人や幼なじみとの微妙な距離が生まれてしまう感じ、分かるなあ。ただちょっと好みの展開とは違ってきてしまった…。次巻に期待。

  • ぶんこ

    13歳だったサリーも16歳となり、出稼ぎに行くのをやめて母の手伝いをします。この母が結構厳しい。容赦なくこき使う感じですが、随所に子への愛情が伺えるので、昔の親はこういうものかな。親友だったモーラの家が商売を始めて繁盛するようになると、モーラがサリーを見下すようになる。お金持ちの女の子に憧れるところなど、「大草原の小さな家」にも同じパターンが出てきましたね。オーラフがサリーの家に滞在して働いている様子が、まるで亡くなったサリーのお父さんに似ていて、サリーにはマナスよりオーラフの方がお似合いだと思いました。

  • カタコッタ

    『恋愛と戦争に正しいも正しくないもないのだ。』サリーが家に帰ってからの、あまりに多くの経験がサリーにダブリン行きを選ばせることとなった。誰もが経験する揺れ動く気持ちが自分のことの様である。この本ではブリッジーの毅然とした母性に心奪われた。オーラフも良い時に現れて去って行くという不思議な感じ、アイルランドの当時としてはあり得た事かもしれませんが、次巻に続く謎になるかもしれません。次巻で完結の様です。読んでみます。

  • 杏子

    雇われ先から、故郷に帰ったサリー。しかし彼女を待っていたのは、思いもよらないことばかり。初めて経験した恋に、親友だった友だちの突然の変容、貧しさから引き起こされた悲しい死と別れ… その中でひときわ目立っていたのは、アイスランドから来た少年オーラフとの出会いだった。やがてサリーは自分の道を選びとる。未来は彼女の前にまっすぐ続いている。サリーのこれからが気になる。ブルーベリー・サンデーなど、北アイルランドの自然に彩られたお祭りや、収穫に精出す人々の姿などの魅力的な背景も心に残った。

  • ぱせり

    旅と旅の間の幕間のようでもあった一夏。苦いことや理不尽なことをたくさん経験したサリー。でも、かけがえのない美しいものもたくさん見た。それがあるから、夢をみられるんだ、と思う。さて、サリーの新しい旅が始まる。旅の行方は、今のところ何も見えない。なんだか危なっかしいような気もする。だけどとっても楽しみでもある。

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