Books

ウェッジフィールド館の殺人 創元推理文庫

エリカ・ルース・ノイバウアー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488286088
ISBN 10 : 4488286089
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ジェーンは英国の領主屋敷に滞在していた。一緒に旅行している叔母が館の主である男爵とかつて恋仲で、ふたりのあいだに生まれた娘が彼の養女になっていたのだ。ある晩、館の使用人が主の車で衝突事故を起こして死亡、車を調べてみたところブレーキが細工されていた。娘の身を案じる叔母に頼まれ、ジェーンは事件を調べはじめる。アガサ賞最優秀デビュー長編賞受賞シリーズ第二弾。

【著者紹介】
エリカ・ルース・ノイバウアー : 11年間を軍隊で、2年間を警察官として、その後1年間を高校の英語教師として過ごしたのち作家となる。デビュー作『メナハウス・ホテルの殺人』でアガサ賞の最優秀デビュー長編賞を受賞

山田順子 : 1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • W-G

    一作目のレビューでは、この時代設定である意味がないというようなことを書いた。しかし、二作続けて読むと作者なりの狙いもあったのかと考え直した。あえて現代的な価値観をこの年代に落としこんで新鮮に見せたかったのかと。問題は、事件の本筋に上手く絡めて料理できていない点。そこが上手く噛み合った作品をものにできれば化けそうな予感もある。で、肝心の中身は、今回は『グリーン家殺人事件』を彷彿。犯人のとある行動や、仕掛けも何もないヴァン・ダインっぽい作風が原因。ミステリとしてもロマンスとしてももう少しがんばってほしい。

  • yukaring

    英国の領主屋敷を舞台に若くして寡婦になった女性ジェーンが大活躍するコージーミステリ。『メナハウス』に続いて2作目だが前作よりもテンポがよく登場人物達のキャラもわかりやすくてサクサクと読みやすい。叔母の元恋人の屋敷に滞在中のジェーンとミリー叔母だが、館の使用人が車で衝突事故を起こして亡くなってしまう。そして警察の調べによるとなんとブレーキに細工が施されていた!誰を狙ったものなのか?館の人間関係に不穏なものを感じたジェーンは早速事件の背後について調べ始める。アクションありロマンスありの気楽に楽しめるミステリ。

  • ばう

    ★★★シリーズ2作目、ジェーンは叔母のかつての恋人ヒューズ卿の屋敷に滞在中、使用人が殺されてその嫌疑がかかってしまったヒューズ卿のために謎を解け!と叔母に命じられまたまた探偵をすることに。今回は私がすぐに「この人でしょ!」と気がついたくらいの謎だったのでそれ以外の屋敷での人間模様を楽しむことにしました。何故無免許で飛行機を飛ばす⁉︎とか警部はいくら好感を持ってるとはいえ一般女性が捜査に首を突っ込んでも許しちゃうの⁉︎とかツッコミどころは多々ありますがこの終わり方では次作も読まざるを得ないかなぁ?

  • タツ フカガワ

    若くして寡婦になったジェーンと叔母ミリーが滞在するのは英国のヒューズ男爵のウェッジフィールド館。ある日ミリー叔母が発した言葉にヒューズ卿の使用人が激高、館の車で出てゆくが翌日追突事故で死亡する。それを知らせてきたのが前作でジェーンの相棒でもあったレドヴァースだった。まもなくブレーキに細工されていたことが判明、殺人事件として捜査が始まる。シリーズ第2弾も軽快なテンポで進み読み心地はいい。が、ミステリーとしては小粒になったような感じでした。

  • 星落秋風五丈原

    第一作『メナハウス・ホテルの殺人』は、夫を亡くしたジェーン・ワンダリーが、旅先で遭遇した殺人事件だった。第二作は館もの、とくれば、当然クローズドサークル内での密室殺人?と思うが少し違う。クローズドサークルであることは確かだ。ジェーンは英国エセックスの静かな田園地帯の奥深くにあるウェッジフィールドの領主屋敷に滞在していた。一緒に旅行しているミリー叔母が館の主である男爵ヒューズ卿とかつて恋仲で、ふたりの間に生まれた娘リリアンが男爵の養女になっていた。もちろんリリアンには両親の事は内緒だ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items