エリカ・フィッシャー・リヒテ

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パフォ-マンスの美学

エリカ・フィッシャー・リヒテ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846003289
ISBN 10 : 4846003280
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

パフォーマティヴな美学をとらえるパフォーマンス。マリーナ・アブラモヴィッチ、ヨーゼフ・ボイス、ヘルマン・ニッチュ、シュリンゲンジーフなど数々の作家と作品から、その背後に潜む理論を浮かび上がらせる。

【著者紹介】
エリカ・フィッシャー=リヒテ : 1943年、ハンブルク生まれ。ベルリン自由大学人文学部演劇学科主任教授。2002年からはドイツ学術振興会の特別研究チーム「パフォーマンスの諸文化―中世、初期近代、現代におけるパフォーマンス的転回」の座長を務め、08年にはベルリン自由大学にパフォーマンス・カルチャーの国際的な研究センターを立ち上げている

中島裕昭 : 1957年生。東京学芸大学演劇分野教授、表現コミュニケーション専攻、表現教育コース担当

平田栄一朗 : 1969年生。慶應義塾大学准教授

寺尾格 : 1951年生。専修大学教員

三輪玲子 : 1964年生。上智大学文学部ドイツ文学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 澄川石狩掾

    上演とは、観客と俳優の、「オートポイエーシス的フィードバック循環」(分かりにくい単語だが)によって成り立つという。理屈としては理解できるし、非常に面白いとは思う。しかし、中々そのような上演にお目にかかることが少ないので、気持ちとしては腑に落ちない。個々人の上演の体験によって変わるのだろうと思う。

  • gorgeanalogue

    必要な部分のみ拾い読みしていたものを通読。ヨーロッパの演劇史論としての側面は、正直なところあまり関心が持てないし、パフォーマンスを称揚するあまりやや強引なところも目につくが、結局のところパフォーマンス美学は、制度化された芸術概念を侵犯しゆさぶりをかける、生そのものであることが末尾で宣言されて、納得する。さまざまな価値観・二項対立がフィードバックの循環の中で、次々に交代する、という指摘も面白い。再魔術化とかいうんだから、人類学的な視点がもっと強調されていいと思うが、あえて使っていなんだろう。

  • メルセ・ひすい

    パフォーマンスの歴史を解説しながら具体的に人命を上げ理解をうながしている。 学術的に高度かつ専門的な書

  • ほまれ

    フィードバック循環によるオートポイエーシス。シンボルとアレゴリーの間の揺らぎ。境界領域経験による変容。演劇への見方が変わった。

  • MaRuTaTSu

    一年前に読んだときよりかは多少理解できた気はするが...いずれにせよ難しい。

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