エライザ・ルアマー・シッドモア

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シドモア日本紀行 明治の人力車ツア-

エライザ・ルアマー・シッドモア

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061595378
ISBN 10 : 4061595377
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人文地理学者で無類の親日家のE.R.シドモアは、ポトマック河畔の桜植樹の立役者でもあった。明治十七年の来日以降、たびたび日本を訪れ、人力車で全国各地を駆け巡り、鋭い観察眼で明治中期の日本の世相と姿を生き生きと映し出す。自然と共に生きる日本の歳時伝統と日本人の優しい心。日本を愛したアメリカ女性の描く日本印象記の傑作。

目次 : 北太平洋と横浜/ 横浜/ 横浜―続き/ 横浜の近郊/ 鎌倉と江ノ島/ 東京/ 東京―続き/ 東京の花祭り/ 日本の歓待/ 日本の劇場〔ほか〕

【著者紹介】
エリザ・R・シドモア : 1856〜1928。米国の地理学者・文学博士・ジャーナリスト、写真家。女性として初めて米国地理学協会の理事に就任し、東洋研究の第一人者として活躍

外崎克久 : 1942年東京生まれ。(財)日本さくらの会事業推進委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 凛風(積ん読消化中)

    明治中期の日本を旅したアメリカ人女性、シドモア女史の紀行文。かなりの分量で、当時の日本を記録している。西洋的価値観を押し付けるでもなく、おかしな誤解もなく、フラットな視線で描写された文章には、好感が持てる。東の果ての小さな島国でしかなかった日本を、それなりにリスペクトしてくれているのも伝わる。そこには、今では失われた日本もあれば、今でも残っている日本もあって、興味深く読めた。

  • 本の蟲

    米国の女性人文地理学者にして、無類の親日家。今では毎年桜まつりが行われる、ワシントンの桜並木植樹計画の提案者でもある。度々来日し、開国当時の日本が結ばされた不平等条約に憤り、晩年は米国の日本移民排斥政策に反対するなど、日本の立場に寄り添ってくれた御仁。本作は明治日本の各都市を人力車で旅行した印象記。それぞれの特徴から自然に風景、寺社仏閣、産業に庶民生活、祭事等幅広く紹介している。細かい項目ごとに分かれた紹介文は、日本愛を感じさせつつ観察者として抑えめに努めた印象で、良い意味での暴走がないため少々物足りない

  • Ryoichi Ito

    著者はアメリカの著作家・写真家・地理学者の女性。横浜の米国総領事館に勤務していた兄ジョージを訪れたときから約20年にわたる明治の日本見聞記録。72歳で亡くなるまで生涯日米友好に努めた。1912年,彼女の提案で東京の桜がワシントンに贈られた。ナショナルジオグラフィック協会初の女性理事。横浜の外人墓地には,横浜で亡くなった彼女の母,兄,そしてスイスで亡くなった彼女の三人がねむっている。また,墓のそばには1991年に日本へ里帰りした「シドモア桜」が植わっている。明治の日本の様子がよくわかり,とても興味深い。

  • しまちゃん

    首都ワシントンのポトマック河畔に日米友好の桜を植えることに尽力したことで知られる紀行作家エリザ・ルーアマー・シドモア女史によって書かれた明治時代の中の約20年間にわたる写真・挿絵入りの人力車による日本の旅の記録です。横浜〜鎌倉・江ノ島〜東京〜日光〜富士山〜東海道〜名古屋〜京都〜奈良〜大阪〜神戸〜瀬戸内海〜長崎と日本人でも知らない人いるような事柄まで詳細に書かれています。ここまで詳細に記録するなんてすごいなぁ〜と感じました。

  • 打鬼酒乱童子

    やっと読み終わった〜〜。当時のアメリカ人向け日本の歩き方って感じか?貴重な資料といった所で読み物としては・・

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