エミリー・レヴェック

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天体観測に魅せられた人たち

エミリー・レヴェック

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562059034
ISBN 10 : 4562059036
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人里離れた山や砂漠にある天文台でサソリやタランチュラと隣り合わせになりながら観測したり、一夜限りの観測が天気に恵まれずキャリアを棒にふることもしばしば。著者は自らの体験や天文学者たちのインタビューから信じられないようなエピソードを集め、危険な冒険を伴った旧時代の天体観測から、重力波証明の瞬間に起こったドラマ、すばる望遠鏡や空飛ぶ望遠鏡SOFIA、そして次世代望遠鏡LSSTまで、目まぐるしく変化する観測天文学の半世紀を追う。Amazonベストブック・オブ・ザ・イヤー2020!

目次 : ファーストライト/ 主焦点/ コンドルを見たか?/ 観測不能時間・六時間/理由・噴火/ 銃で撃たれた望遠鏡/ 山は誰のもの?/ 鳥とハリケーン/ 空飛ぶ望遠鏡/ アルゼンチンの三秒間/ テストマス/ ToO観測/ 受信トレイに超新星/ 未来の観測

【著者紹介】
エミリー・レヴェック : 1984年生まれ。ワシントン大学天文学教授。MITで物理学の学士号、ハワイ大学で天文学の博士号を取得。中性子星が赤色超巨星と合体した宇宙で最も不可解な星ソーン・ジトコフ天体の存在を世界で初めて証明したことで注目を集める気鋭の天文学者。2014年アニー・ジャンプ・キャノン賞、2017年スローン・リサーチ・フェローシップ、2019年コットレル・スカラー賞、2020年ニュートン・レイシー・ピアス賞と、女性研究者や若手研究者に贈られる賞を次々に受賞。シアトル在住。2020年TEDの講演で話題を集める

川添節子 : 翻訳家。慶應義塾大学法学部卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • taku

    夜空に恋をする。スケールでっかい片思い。いつの瞬間、両思いになるんだろう。天文学の専門家たちが語る天体観測に心が踊る。よく知らなかった天文学者の仕事。望遠鏡と技術革新は科学者じゃなくてもわくわくしますよ。高地にある天文台での観測。邪魔しませんので同行させてくれないかしら。人類の好奇心はこれからも宇宙の研究を続ける。あるとき、宇宙から届いた光と自分の波長が重なったら天文学者を目指すのかもしれない。当書では触れてないけど、月面の電波望遠鏡が実現するといいな。

  • 星落秋風五丈原

    天文学者の意外とアナログな世界。

  • bebe3269

    図書室の新刊コーナーにおいてあって興味を持ち手に取る。少し前の時代の観測事情から原題に至るまでの様々な観測方法についてユーモアのある体験談を交えながら紹介される。最後の方に出てきたキュー観測やLSSTの話にはとても興奮した。十年間星空の画像を集めてそれを分析するのはなんとも面白いことだろう。中学の頃に父親と望遠鏡とカメラを持って山に天体観測しに行ってたことを何度も思い出された。最近は忙しくて置けてないが行きたくなった。もう一度うちゅうについてもっと学んでみようと思った。

  • マイアミ

    ★★★★ 見えないものを見ようとする天文学者たちの日常が、夜空に浮かぶ星々のようにキラリと輝いて見えた一冊。天文学者である著者のエミリー・レヴィックが天文学者として実際に経験したことがエピソードとして盛り込まれていて、とても臨場感があった。印象的だったのはジェンダーの話題で女性が天文台に入れない時代があったこと。そして航空天文台という飛行機に積んだ望遠鏡で夜空を観測していることに驚いた。少年少女よ、天文学者になりたいなら「できるたけたくさん数学を勉強しなさい」と本の一節にあった。それとこの本を読みなさい。

  • とらやん

    天文学者と言えば世捨て人的な生活を送ってそうだけど、実は結構アクティブなのね。様々なエピソードを読んでると、いつしか天文学者の著者とともに、世界各地の天文台で観測している気分になってきちゃう。星への思いにあふれた良書でした。

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