エミリー・ハワース=ブース

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くらやみきんしの国

エミリー・ハワース=ブース

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784251099389
ISBN 10 : 4251099389
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

あるところに男の子がいました。男の子にはこわいものがありました。くらやみです。男の子は王子さまでした。だからきめたのです。ぼくが王さまになったら、くらやみをなんとかするんだ。すると―ケイト・グリーナウェイ賞を含む9つの賞にノミネート。わたしたちにたいせつなことを教えてくれるおはなしです。

【著者紹介】
エミリー・ハワース=ブース : イギリスの絵本作家、イラストレーター。ケンブリッジ大学で英文学を学び、アングリア・ラスキン大学で子どもの本のイラストレーションの修士号を取得。ロンドンの王立画学校で教える。現在は子どものためのノンフィクションや、大人向けの長編グラフィックノベルも制作中。環境保全活動にも取りくむ。過去に発表した短編コミックは、オブザーバー紙とヴォーグ誌に掲載されるなど高い評価を得ており、受賞歴も多数。初めての絵本『くらやみきんしの国』ではケイト・グリーナウェイ賞を含む9つの賞にノミネートされた

おおつかのりこ : 福島県で生まれ育つ。2007年にはじめての翻訳書『シャンプーなんて、だいきらい』(徳間書店)を出版。以後、訳書多数。JBBY会員。やまねこ翻訳クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    絵本。暗闇が怖いと思う王様は暗闇を無くそうと考えた。一方的に禁止にすると国民が反発するので、自分たちから「禁止にしてくれ」と言わせるよう世論を操作する。暗闇は恐ろしい、暗闇はつまらない、暗闇は悪だ。世論に推される体で、暗闇は禁止された。人口太陽で常に明るくし、もし電気のスイッチを切ればあかり警察に捕まる恐怖政治がはじまる。▽悪どいやり口を分かりやすく絵本にしましたね、考えさせられる絵本。恐怖は人を誤った行動に走らせる。

  • とよぽん

    独裁政権、国策、宣伝工作・・・「くらやみはおそろしい」なんて思ったこともない人々だったのが、国を挙げての宣伝に見事に洗脳されていく。24時間365日、光が満ちあふれる国・・・になったが、それは意外と早く転換を迫られた。ユーモアの中に教訓がある絵本だった。

  • oldman獺祭魚翁

    メタファーに満ちたお話。くらやみがこわい男の子は王様になると、くらやみきんしにした。大臣たちは国民を欺くプロパガンダを展開して、国をくらやみきんしに……今この国にも似たような話が進んでいる。 気を付けないと、この国の政治に無関心な国民もあっさりと騙されそうです。 こちらはお話の様にうまくいくとは思えません。 おいしい話には怪しい裏がつきものです。怖い怖い。

  • chiaki

    暗闇が怖い王さまは、暗闇禁止令発令への決定打として、あらぬ情報を流して国民の意識を傾けさせます。昨今の社会情勢とも置き換えて考えてしまい、煽動って本当に怖いなぁと思いました。それは、国家であったりマスメディアであったり、SNSであったり…。操作された情報に流されないよう、情報を取捨選択する能力が、私たちひとりひとりにも必要かなぁと思います。情報化社会への問題提起として子どもに読み聞かせするのにとてもいい絵本だと思います。

  • anne@灯れ松明の火

    遠い方の新着棚で。色数を抑えた表紙を開けると、袖に「わたしたちにたいせつなことを教えてくれるおはなしです」とあり、借りてきた。暗闇が怖い王子様は、王様になり、「暗闇を禁止」したいと思う。家来たちは、それを命令でなく、国民から言い出させようと刷り込み作戦を開始。なんて、怖い! 「あかりけいさつ」も現れる。怖い〜! でも、賢い国民の知恵から、最後はめでたしめでたし。絵がかわいいし、怖いというよりは風刺的な話なのだが、今の世の中と引き比べて、何だか怖くなってしまう。

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