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ISBN 10 : 4480092803
Content Description
倫理の根源を問い続けた思想家レヴィナス。フランスのラジオで放送された10回のインタヴューをまとめた本書は、レヴィナス自身によるその思想の解説とも言える一冊である。自らの思想の形成期に「聖書」から文学作品を経て哲学の道へとたどりついた経緯、フッサール、ハイデガーの思想との出会いが語られ、四つの著書『実存から実存者へ』、『時間と他者』、『全体性と無限』、『存在するとは別の仕方で、あるいは存在することの彼方へ』が参照されつつ、レヴィナスの重要概念が簡潔に紹介されていく。難解な主著のモチーフを自ら解きほぐして語った、貴重な肉声。
目次 : 第1章 聖書と哲学/ 第2章 ハイデガー/ 第3章 ある/ 第4章 存在の孤独/ 第5章 愛と親子関係/ 第6章 秘密と自由/ 第7章 顔/ 第8章 他人に対する責任/ 第9章 証しの栄光/ 第10章 哲学の厳しさと宗教の慰め
【著者紹介】
エマニュエル・レヴィナス : 1906年リトアニア生まれのユダヤ人哲学者。フッサールとハイデガーに現象学を学び、フランスに帰化。第二次世界大戦に志願するがドイツの捕虜収容所に囚われて4年を過ごし、帰還後、ユダヤ人を襲った災厄を知る。ソルボンヌ大学等で教鞭をとる。95年没
西山雄二 : 1971年生まれ。首都大学東京准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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