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大分断 階級化する世界と日本の未来(仮)Php新書

エマニュエル・トッド

User Review :5.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569846842
ISBN 10 : 456984684X
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
July/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代における教育はもはや、社会的階級を再生産し、格差を拡大させるものになってしまった。高等教育の階層化がエリートと大衆の分断・対立を招き、ポピュリズムを生んでいる―これまで、ソ連崩壊、トランプ大統領の誕生など数多くの「予言」を的中させてきた著者は、こう断言する。民主主義が危機に瀕する先進各国で起きている分断の本質を、家族構造が能力主義・民主主義に及ぼす影響や地政学的要素を鑑みながら、鮮やかに読み解いていく。日本の未来、そして変質する世界の行方は。欧州最大の知性が日本の読者のために語り下ろした、これからの世界情勢を知るために必読の1冊。

目次 : 第1章 教育が格差をもたらした/ 第2章 「能力主義」という矛盾/ 第3章 教育の階層化と民主主義の崩壊/ 第4章 日本の課題と教育格差/ 第5章 グローバリゼーションの未来/ 第6章 ポスト民主主義に突入したヨーロッパ/ 第7章 アメリカ社会の変質と冷戦後の世界

【著者紹介】
エマニュエル・トッド : 1951年フランス生まれ。歴史家、文化人類学者、人口学者。ソルボンヌ大学で学んだのち、ケンブリッジ大学で博士号を取得。各国の家族制度や識字率、出生率、死亡率などに基づき現代政治や社会を分析し、ソ連崩壊、米国の金融危機、アラブの春、トランプ大統領誕生、英国EU離脱などを予言

大野舞 (イラストレーター) : フランスのバカロレア(高校卒業国家資格)を取得後、慶應義塾大学総合政策学部入学。パリ政治学院への留学を経て同学部を卒業。一橋大学大学院社会学研究科を修了。日本の大手IT企業に勤めたのち、渡仏。パリの出版社でライセンスコーディネーターや通訳の仕事に携わる。その後、日仏のスタートアップ関連の仕事を経て、独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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80年代の新自由主義が世界を二分化し分断を...

投稿日:2021/03/08 (月)

80年代の新自由主義が世界を二分化し分断を起こしている。 アメリカに代表される自由主義が限界を迎えつつある。 自由から共生へ、人類の英知をかけた新時代は、 新型コロナウィルスのパンデミックによって、 一層、デフォルメされた。 トッドに代表される賢人たちとノーベル経済学賞受賞者の ベクトルは明らかに80年代の新自由主義礼賛から変わっている。

ハッチ さん | 愛知県 | 不明

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