エドワード・l・グレイザー

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都市は人類最高の発明である

エドワード・l・グレイザー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784757142794
ISBN 10 : 475714279X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • shikada

    「病んだ都市の治療」の章を再読。コロナが流行する昨今、人が密集する都市は、感染症に対して脆弱なのでは、との疑問を念頭に読んだ。ペストやコレラなどの病気が都市を蹂躙した歴史は数多い。しかしその度に、都市は自衛のイノベーションを生み出してきた。本書いわく「都市は自分自信の解決に必要な情報を生み出す」。ペスト、コレラといった伝染病に対し、過去の都市は感染源を突き止め、それを抑制することに成功してきた。ただ、現代は世界中の人が過去に例がない速度と頻度で移動しており、ウィルスを運んでしまうのが問題だと感じる。

  • 月をみるもの

    パヤオのような田舎礼讃者ではなく、いまの都市の魅力や文明の発展に都市が果たしてきた役割を十二分に理解しているつもりの人でも、「都市こそが人類最高の発明」とまで言われると、ホンマかいな、、、と思うのではなかろうか。扱われてる事例がアメリカなかりなのに偏りを感じるし、たまたま自分が多少知っている場所(ウッドランドとかシンガポールとか東京とか)については、ある程度納得しつつもそんなに単純な話でもないよな、、というのが正直な感想。

  • サンノート

    都市機能が人類社会全体を発展させてきた。物資や情報の集約拠点としての都市ではなく、むしろ人的資本が集まり、出会い、知識や能力の化学反応が起きてイノベーションにつながる。これが都市最大のメリットだ。郊外型生活で自然に帰ろうという発想は、逆に環境破壊を推し進めてしまうので、都市化した方が自然にはいいという説が示される。『ザブングル』のドーム都市のようだが、これも理にかなった説だった。また低層建築では都市機能を活かしきれない。高層住居を多数建て、人間を詰め込めば物件価格も低くなるし、人的輸送コストも下がる。

  • shikada

    通信技術や長距離移動が発達し続けているのに関わらず、なぜ人は都市に集まり続けるのか?との問いに真っ向から答える本書。統計に基づいて、都市の持つ機能的な強みを列挙する。そのうえで筆者は、スプロールには反対する。規制を緩和して高層住宅を増やすことで、住宅費用を抑えて多くの住民が住む高密度な都市を作るべきだと論じる。それをせずにいると、都心の住宅費は高騰し続け、富裕層以外は郊外から長距離移動せざるを得なくなる。人材が一箇所に集積することによる都市のメリットを活かせなくなってしまう。納得の多い一冊だった。

  • 臓物ちゃん

    流し読み図書館本。タイトル通り「都市サイコー!田舎のバーカ!」て内容で、スラムの利点など意外な都市のメリットを示唆してくれる。シータは「土から離れては生きられないのよ!」と言ったけど、人間が畑を開拓すること事態がもう立派な環境破壊なので、コンクリートジャングルに住んだほうが環境にいいんだよという指摘には目から鱗。他にもいろいろ面白い指摘が出てくるけど、俺は田舎のトンチキ野郎なので最終的には「やっぱ都会がいいよねー」という感想しか出てこない。にゃんぱすー!

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