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ISBN 10 : 448009136X
Content Description
「闘う知識人」が最後に言いたかったことは何か。排他主義的・分離主義的な西欧的価値観に鋭い異議を唱え続けたサイードが、反体制的な批評で知られる米国の独立ラジオ局から、長期にわたる継続的なインタヴューを受けてきたことはよく知られている。本書は、そのうちの1999年以降、逝去の7か月前までの肉声をまとめたものである。帝国主義と“テロリズム”の起源について、マスメディアの欺瞞、それに対抗する批判的精神、抵抗運動において文化が果たしうる役割について―。刻々と変化するパレスチナ情勢をとおして、20世紀を代表する思想家が語る。本邦初訳。
目次 : 第1章 一国家二国民案/ 第2章 インティファーダ・二〇〇〇―パレスチナ人の蜂起/ 第3章 彼らが望むのは、わたしの沈黙だ/ 第4章 テロリズムの起源/ 第5章 対イスラエル闘争―パレスチナ人の視点/ 第6章 勝利の会合の場で
【著者紹介】
エドワード・W・サイード : 1935年、イギリス委任統治下のエルサレムに生まれる。プリンストン大学、ハーヴァード大学で学位を取得。コロンビア大学で英文学・比較文学を教える。2003年没
デーヴィッド・バーサミアン : 米国コロラド州在住。独立系ラジオ局プロデューサー
大橋洋一 : 1953年生まれ。東京大学教授
大貫隆史 : 1974年生まれ。釧路公立大学准教授
河野真太郎 : 1974年生まれ。京都ノートルダム女子大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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