エドワード・ルトワック

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自滅する中国 なぜ世界帝国になれないのか

エドワード・ルトワック

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784829505908
ISBN 10 : 4829505907
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中国を知り尽くした戦略家が、戦略の逆説的ロジックを使って中国の台頭がいかに自滅的なものかを解説した異色の中国論。

目次 : “反発なき強国化”がまちがっている理由/ 時期尚早の自己主張/ 「巨大国家の自閉症」を定義する/ 中国の行動における歴史の影響/ 中国の台頭で生じる地経学的反抗/ 中国の強固化とそれにたいする世界の反応/ 無視できない歴史の比較/ 中国は成功を約束する大戦略を採用できるか?/ 戦略における古代の愚かな知恵/ 歴史の記録から見える戦略面での能力〔ほか〕

【著者紹介】
エドワード・ルトワック : ワシントンにある大手シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)の上級アドバイザー。戦略家であり、歴史家、経済学者、国際アドバイザーとしての顔も持つ。国防省の官僚や軍のアドバイザー、そしてホワイトハウスの国家安全保障会議のメンバーを務めた経歴もあり。米国だけでなく、日本を含む世界各国の政府や高級士官学校でレクチャーやブリーフィングを行う。1942年、ルーマニアのトランシルヴァニア地方のアラド生まれ。イタリアやイギリス(英軍)で教育を受け、ロンドン大学(LSE)で経済学で学位を取った後、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学で1975年に博士号を取得。同年国防省長官府に任用される

奥山真司 : 1972年生まれ。カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学卒業。英国レディング大学大学院博士課程修了。戦略学博士(Ph.D)。国際地政学研究所上席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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著名な戦略家が「韜光養晦」の方針を転換し...

投稿日:2021/02/25 (木)

著名な戦略家が「韜光養晦」の方針を転換した近年の中国について解説しています。麻生内閣の時の浜田防衛相を民主党政権時の閣僚と混同しているところもありますが、戦略家から見た中国という視点はとても興味深いです。 本書でも用いられた「戦略の逆説的ロジック」も解説した主著(戦略論)が毎日新聞社から刊行されたので本書で興味をもたれた方にはおすすめです。

一郎 さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Eiichi

    読んでみたらと薦められ、何とか読み終えた。自分には少々難しい感じでした。皆さんのレビューを読んで、なるほどなあと、思えるところもあり・・・いつかは再読してみたいと思います。

  • ほよじー

    ★★★中国における経済力の急速な成長と軍事力の急速な増加が、彼らの古典的な戦略理論である孫子の兵法と合わさり、周辺国に対する敵対的な行動を引き起こしている。中国の独裁主義的な外交活動は戦争に近い紛争となる可能性を秘めている。完全な民主化を果たさない限り、中国は世界覇権国にはなれない。

  • 河童

    巨大国家の自閉症とはよく言ったものですが、対中包囲網がどれだけ結束するかは大いに疑問。中国が自滅するなんて当面ありえないのではないかと考えます。身の回りを見てもまだまだ中国製はたくさんあるし、それはハイテク製品にも及んでその技術力は先進諸国に追いついているように思えます。これからも中国は経済的に反映してゆくのではなかろうか。当然軍事費も伸びてゆくであろう。それに加えて反中国サイドは国力が弱いし、結束力がない。ベトナムですらそのうち中国に飲み込まれるのではと心配しております

  • 芸術家くーまん843

    「自滅する中国」エドワード・ルトワック著 芙蓉書房出版http://amazon.co.jp/o/ASIN/4829505907/mag06-22/ref=nosim/アメリカの戦略家は中国をどう考えるのか?中国の歴史、中国人の思考までよく調査していることがわかります。実は中国の歴史は、そのほとんどは満州、モンゴルに支配され続けた歴史となります。・数や富の上でははるかに勝る漢民族(漢人)も、1912年までの300年にわたって満州族に占領されており、その前のモンゴルとトルコ系の王朝を含めると、過去千年間お

  • プレミアムモルツ

    最近中国に関する事件をみるたびに、何故そのような行いや発言をするのだろうと思うことが多々あったのだが、本書を読んでかなり納得することができた。人の性格が変わらない以上に、中国の行動様式は変わらないということか。原書は2012年に出たようだが、その後日本とオーストラリアの関係が安全保障や貿易で一層緊密化するなど、多くの国が繋がりを深め中国対策の強化を図ってきている。著者にとっては当然の動向ということなのだろう。

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