危機のマネジメント 事故と安全: チ-ムワ-クによる克服

有用性のある最新の考え方やガイドラインを含め、実践的で役立つ情報や、ＲＭ訓練の設計や実践方法について説明。また、様々な環境・職業に応用可能なＣＲＭ訓練の具体的手法を、事例とともに紹介する。

【著者紹介】
Ｅ・サラス : セントラル・フロリダ大学心理学部教授。産業組織心理学博士。海軍航空軍事センターの訓練技術開発部の心理学研究者および部長を１５年間勤め、ＣＲＭが「コックピット・リソース・マネジメント」と呼ばれていた頃からＣＲＭ研究に携わってきた中心的人物のひとりである。Ｐｅｒｓｏｎｎｅｌ　Ｐｓｙｃｈｏｌｏｇｙ、Ｍｉｌｉｔａｒｙ　Ｐｓｙｃｈｏｌｏｇｙ、Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　Ｐｓｙｃｈｏｌｏｇｙ、Ｔｒａｎｓｐｏｒｔａｔｉｏｎ　Ｈｕｍａｎ　Ｆａｃｔｏｒｓ　Ｊｏｕｒｎａｌ、Ｇｒｏｕｐ　Ｄｙｎａｍｉｃｓ、Ｔｒａｉｎｉｎｇ　Ｒｅｓｅａｒｃｈ　Ｊｏｕｒｎａｌなどの学術雑誌で編集委員を務める。チーム訓練とパフォーマンス、訓練の有効性、ストレス下での戦術的意思決定、チーム意思決定、ヒューマンパフォーマンスの測定とモデリング、チームのための学習戦略など、チーム研究を専門とし、発表された論文や書籍は１５０を超える

Ｃ・Ａ・ボワーズ : セントラル・フロリダ大学チーム・パフォーマンス研究所所長、心理学部助教授。臨床コミュニティ心理学博士。コミュニケーションやコーディネーション、作業負担とストレスなど、チーム・パフォーマンスに影響する諸要因について研究をおこなっている

Ｅ・エデンズ : 連邦航空局（ＦＡＡ）ヒューマンファクター研究部プログラム・マネジャーとして、長年にわたり航空業界におけるＣＲＭの研究開発（Ｒ＆Ｄ）に携わっている

田尾雅夫 : 京都大学大学院経済学研究科教授、京都大学公共政策大学院教授。博士（経済学）。専門は組織心理学、組織行動論、公共組織の経営学

深見真希 : ２００５年海上保安庁国際海洋政策研究センター客員研究員、２００６年ＵＣＬＡ客員研究員。現在、京都大学大学院経済学研究科博士後期課程在籍、日本学術振興会特別研究員。専門は組織開発論と危機管理論

草野千秋 : １９９３年から２００１年まで、多数の有名企業で社員研修講師として人材教育に携わる。現在、京都大学大学院経済学研究科博士後期課程在籍。専門は人的資源開発論と医療組織論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）