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オスマン帝国 文庫クセジュ

エテム・エルデム

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560510728
ISBN 10 : 4560510725
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

これまでの衰退論を問い直し、制度と統治構造の変遷を中心に、オスマン帝国成立から衰退まで600年の歴史を辿る。

【著者紹介】
エテム・エルデム : 1960年生まれ。プロヴァンス大学(フランス)にて博士号。ボアジチ大学(イスタンブル、トルコ)やコレージュ・ド・フランス(フランス)にて教育研究に従事。専門はオスマン帝国近代史

鈴木光子 : 1938年生まれ。東京外国語大学フランス語科卒業。フランス郵船、スイス政府観光局を経て、作家・翻訳家に

林佳世子 : 1958年生まれ。お茶の水女子大学人文科学研究科修士課程修了。東京外国語大学名誉教授。専門はオスマン帝国社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    1980年代以降の史料公開や研究の進展を背景に、オスマン帝国の通史を制度から再構築した1冊。14世紀初めに現れてコンスタンチノープル征服を契機に体制を確立したオスマン帝国。スルタンを頂点とする統治機構は、イスラム法と世俗法の並立、奴隷出身の官僚登用、宗教的少数派の包摂など、多様な人々と文化を制度に組み込む柔軟性を持っていて、国家体制、経済構造、社会文化の側面に焦点を当て簡潔に整理することで、ヨーロッパ史との比較からそれとは似て非なる発展を遂げたことを示して、コンパクトによくまとまった1冊になっていました。

  • くらーく

    ほとんどオスマン帝国の知識が無いので、新書でも容量オーバーです。 本書は後ろから読むと良かったかな。監修者あとがきを読むと、補論の事が書いてある。原書では、前書きだったものを、あえて後書きに持ってきたとの事。どうだろうなあ、微妙だったかも。 だって、補論だけでも、本書の内容はざっくり読み取れそうだものねぇ。 不思議なのは、イスラム教国家でありながら、柔軟な政治を取って大帝国を築いた過去がありながら、今のイスラム国家はほとんど宗教原理主義的な政治を行っているところかな。 文章が読みにくいのは、仏語のせい?

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