エティエンヌ・ウェンガー

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コミュニティ・オブ・プラクティス ナレッジ社会の新たな知識形態の実践

エティエンヌ・ウェンガー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798103433
ISBN 10 : 4798103438
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

コミュニティ・オブ・プラクティスとは、あるテーマに関する関心や問題などを共有し、その分野の知識や技能を、相互交流を通じて深めていく集団のこと。その理論と実践をナレッジマネジメント分野の第一人者が説く。

【著者紹介】
エティエンヌ・ウェンガー : 独立コンサルタント。コミュニティ・オブ・プラクティス研究のパイオニアであり、この分野の世界的なリーダーである。彼の研究は理論的なものに留まらず、コンサルタントとしても、実践コミュニティの育成をしたり、学習とコミュニティとの間の相乗作用を活用するナレッジ・システムの開発を実際に推進している

リチャード・マクダーモット : マクダーモット・コンサルティング社代表。20年近くにわたって知識組織の設計に携わってきた。実地のコンサルタントとして、全社的なコミュニティ開発に関する幅広い経験があり、また個人的にも多くの実践コミュニティの立ち上げや維持に手を貸してきた。実践コミュニティ及び知識管理に関する論文は、これまで数々の学術誌に掲載されており、Knowledge Management誌編集委員や講演なども広く行っている。最近では知識共有文化の構築と実践コミュニティに関する2つの国家的ベンチマーク研究のコンテンツ・エキスパートを務めた

ウィリアム・M・スナイダー : 20年間近くの間、組織開発の分野でコンサルティングを行い、マッキンゼーでは同社及びクライアントの戦略的ナレッジ推進活動に取り組んできた。現在の研究の主眼は市民セクターに当てられ、市民団体や基金、政府機関などの指揮者に助言を与えている。またゴア元副大統領を長とする「国家政府改革パートナーシップ」では、都市問題(家庭保健、公安、労働力開発など)に焦点を当てたいくつかの実践コミュニティの立ち上げに尽力した

野村恭彦 : 慶応義塾大学大学院理工学研究科修了。富士ゼロックスに入社以来、総合研究所にて知識処理、CSCW(Computer Supported Cooperative Work)の研究・開発に従事。その後、コーポレート戦略部にて知識戦略立案、役員補佐などを経て、知識経営のリサーチとコンサルティングを提供するナレッジ・ダイナミクス・イニシアティブ(KDIグループ)の事業立ち上げに参画。知識経営の実現を支援するコンサルティング活動に加え、コミュニティ・オブ・プラクティスと「場」を中心とする知識経営研究を活発に行う。CSCW国際会議、IEEE国際会議、KM Review誌、日本KM学会、人材教育誌など、論文発表多数。情報処理学会論文誌編集委員

野中郁次郎 : 早稲田大学政経学部卒。富士電機製造株式会社を経て、カルフォルニア大学(バークレー校)経営大学院でPh.D取得。南山大学・防衛大学・一橋大学イノベーション研究センター・北陸先端科学技術大学院大学教授を経て、現在、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授、カリフォルニア大学バークレー校ゼロックス知識学特別名誉教授。知識とは何か、知識は組織の中でいかに創造されるのか、日本型イノベーションの特質とは何かなどについての理論的構築と比較研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 富士さん

    人間が成長するのは環境の中であり、これを整えることで人を育て組織を発展させようという本。教える教わる関係の教育や研修とは違う、教え教える関係を持ったコミュニティこそがイノベーションを生み、成果をもたらしてきたという認識が軸で、それは全生活と結びついた職人的学習環境の研究が背景となっています。こういう代数的にならないものが経営学のシリーズから出ていることが驚きでした。経営学はこういうロマンティックな説は嫌いだと思っていました。その分とても共感でき、頷きながら楽しく読めましたが、やるのは大変そうです。

  • Sanchai

    この中で事例として紹介されている取組みの1つは、当時自分がかなり間近で見ていたものなので、そういうものだったのかと改めて理解ができた。本書が出たばかりの頃は「ナレッジマネジメント」が何を指すのかが僕自身あまり理解できていなかったが、そういうものは今や大なり小なり企業や組織の中では当たり前のように行われるようになってきている。そこで大事なのはコーディネーターの役割か。忙しさにかまけてネットワーキングを疎かにしている自分の日常を反省させられる。

  • 齋藤祐

    >実践コミュニティは、地域社会とは違う。だが、人々が人前、つまり「公共の」場で生活し、考え、会話を交わすことのできる場所だという点では同じなのだ。(p.122)>本質的に重要なことは・・・それらの「場」が、「人」の徹底的な内省、対話、そして実践の繰り返しの中で、常にダイナミックに連結し、共鳴しあって発展していくことである。・・・これを持続的に可能足らしめるのが、「型」でありクリエイティブ・ルーティンなのである。(野中郁次郎による解説p.342)

  • くまきち

    面白い。ドラッカーのNPOの理論にも通じる。これが1990年代の著書とは。コミュニティは組織を変容させるために設計しなければならない。まさしくその通りだなあ。

  • rrinori

    再読。コミュニティは生物。仕組化することと、アナログでやることのバランス。リアルのイベントとオンラインのイベントのバランス。勉強になります。このバランスも、どんどん変わっていくだろうな。

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