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トウ小平 講談社現代新書

エズラ・f・ヴォーゲル

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062883450
ISBN 10 : 4062883457
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代中国を理解するための必読書!現代中国をつくった男はいったい何を考えていたのか?

目次 : 第1章 〓(とう)小平とは何者か/ 第2章 革命家、〓(とう)小平/ 第3章 国共内戦から新中国成立へ/ 第4章 文化大革命/ 第5章 〓(とう)小平の改革開放/ 第6章 天安門事件/ 終章 これからの中国

【著者紹介】
エズラ・F・ヴォーゲル : ハーバード大学ヘンリー・フォード2世社会科学名誉教授。1958年にハーバード大学にて博士号(社会学)を取得後、日本語と日本の家族関係の研究のために来日し、二年間滞在。79年に『ジャパン・アズ・ナンバーワン』を発表し、ベストセラーとなる

橋爪大三郎 : 1948年生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京工業大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • なにょう

    面白かった。中国学科に入るような学生はもちろん、教養として読んでおいて損はない。★毛沢東は偉いのか?偉いけど逆らったら恐ろしい。だからみんな本当のことをいえない。毛さん猜疑心も強いし。ケ小平さんはその点、色々苦労もし、多方に耳を傾けるよね。★あからさまに毛沢東のメンツをつぶすわけにもいかず。ソ連でのスターリン批判の修正主義が起これば、スターリンに相当する毛沢東を批判できないからソ連と仲たがいして米国と接近したり。改革開放に路線変更も、建前上は毛沢東の路線は継続中ということになっている。面白い。

  • たみ

    ヴォーゲル著[現代中国の父 ケ小平]本編の普及版、入門用、または補完のインタビュー、聞き手は橋爪大三郎。本編は中国・香港・台湾で100万部以上の売上ということで気になりますが、内容ががっつり学術書1200pとのことで私のようなパヤパヤパンピーにはちょっと…こちらの新書はインタビュー形式なので読みやすく、脚注配置もめちゃんこ親切。キーパーソンを核に進んでいくので大躍進→文化大革命→改革開放→天安門事件の流れもスィ〜ッと掴めた気がします…気持ち大事!「社会主義市場経済」なんて完璧に??なので勉強になりました。

  • masabi

    改革開放路線を定めたトウ小平に関する対談である。基になった本が同名のタイトルで1000pを超える大著でなかなか手に取ってもらえないため、その内容のエッセンスが本書である。毛沢東からの信任が厚く、実務・思想・軍事・政治家として優れた手腕を発揮した。共産党支配が維持されている理由として、広大な領土を治め秩序を樹立維持してきた実績と長期にわたって高度経済成長を実現したことの2点がある。党が法律を超えているために腐敗は構造とまでいえるものになっている。

  • 読書実践家

    ソ連におけるゴルバチョフがそうであったように、改革開放路線を行ったケ小平はユニークな存在として際立つ。激しい権力闘争の中リーダーとなった彼がどんなことを考え、中国をどんな国にしたいと思ったのか、興味深い一冊。

  • アメヲトコ

    ヴォーゲル氏の『現代中国の父ケ小平』上下巻のスピンオフ企画の対談本。ケ小平の生いたちから国共内戦、文革、改革開放、六四天安門、そして現代中国の問題までを縦横に語ります。気軽に読めて面白いのですが、天安門事件の評価については、そうなのかとも思いつつ若干モヤモヤさせられるところも。

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