図解音楽家のための身体コンディショニング ベストな状態で演奏に臨むために

目次 : ■【第1部】 / 第1章：解剖学の基本概念 / 1）解剖学上の位置づけ：軸と面 / 2）運動器官 / 骨と関節／筋肉と筋収縮 / 3）神経系 / 4）呼吸器系 / より深く理解するために / 第2章：音楽動作 / 1）音楽動作へのアプローチ / 2）静的要素：直立姿勢の支え・頭部・骨盤 / 静的姿勢のコントロール / 3）動的要素：脊柱・上肢 / 動的姿勢のコントロール / 4）適切な音楽訓練のための全体的な注意事項 / 5）幼年期における音楽活動 / より深く理解するために / 第3章：音楽家の身体・運動コンディション / 1）身体的性質 / 身体・運動コンディション / 2）身体コンディショニングの利点 / 一般的な効用／音楽家にとっての効用 / 3）音楽家向けトレーニングプログラムの基本 / 4）スポーツ・運動の勧め / 音楽家にお勧めの運動 / 運動の選択と実施についてのおもな注意事項 / より深く理解するために / ■【第2部】 / 第4章：音楽家のための身体コンディショニング / 1）音楽訓練における呼吸コントロール / 呼吸コントロール / 2）音楽訓練におけるウォーミングアップ / ウォーミングアップ / 上肢／頭部／体幹部／下肢 / 3）音楽訓練におけるストレッチング / ストレッチング / 上肢／頭部／体幹部／下肢 / 4）音楽訓練における調整力 / 調整力トレーニング / より深く理解するために / 第5章：音楽環境 / 1）エルゴノミックスの基本概念 / 姿勢：立った状態？　それとも座った状態？ / 楽器／視力と聴力／音楽環境の室内温度・湿度 / より深く理解するために / 第6章：楽器別トレーニング・リスト10

【著者紹介】
エステル・サルダ・リコ : １９７０年バルセロナ生まれ。バルセロナ自治大学理学療法学科卒、同市ポンペウファブラ大学卒の人文科学学士。フランス・モントーバンにて欧州芸術医学協会免状を授与され、現在バヘス大学福祉科学部教授。楽器演奏に関与する体の動きを生理学的に研究し、理学療法士として音楽家に頻繁に見られる運動器官異変に関する治療への多大な貢献をなす

八重樫克彦 : １９６８年岩手県生まれ。少年時代より様々なジャンルの音楽に興味を持ち、ギターを手にする。ラテン音楽との出会いをきっかけに、長年、中南米やスペインで暮らし、語学・音楽・文学などを学ぶ。現在は翻訳業に従事

八重樫由貴子 : １９６７年奈良県生まれ。横浜国立大学卒。教員生活の後、スペイン・中南米に語学留学。５歳からピアノ、高校時代よりフルートを始め、吹奏楽団に所属。アルゼンチン滞在中に、フルート奏者で国立音楽院教授のオスカル・ピルーソ氏に師事

山田成 : １９８６年東海大学医学部医学科卒。医学博士（整形外科学）、整形外科専門医。１９９８年、早稲田医療技術専門学校・学校長に就任。２００２年より東京都非常勤医員として都立松沢病院・整形外科勤務。日本体育協会公認スポーツドクター。人間総合科学大学人間科学部人間科学科非常勤講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）