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遺伝子組み換え企業の脅威 増補版

エコロジスト誌編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846111229
ISBN 10 : 4846111229
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2011
Japan

Content Description

バイオテクノロジーの分野で世界最大の有力企業であるモンサント。同社はラウンドアップ・レディ大豆に象徴される遺伝子組み換え除草剤耐性作物など遺伝子組み換え技術をてこに世界の農業・食糧を支配しようとしている。しかし、遺伝子組み換え食品の危険性が明らかになるとともに、遺伝子組み換え企業の戦略が、人類の健康と農業の未来、自然と環境にとって大きな脅威となってきている。本書は、モンサントの妨害にあいながらも出版された『モンサント・ファイル』の全訳である。増補版では、遺伝子組み換え作物問題の最新の動向を加えた。

目次 : モンサント―その波乱の履歴/ 回転ドア(産官人事交流)―モンサントと規制当局/ 行き詰まるモンサントのPR作戦/ なぜバイオテクノロジーとハイテク農業が世界を飢餓から救えないか/ モンサントは消費者の意見をどう聞いているのか/ 都合の悪い情報を隠す/ 反対市民に対する訴訟戦略/ モンサントよ、あなたは我々の恥だ/ フランケンシュタイン企業―モンサントとアメリカン・ホーム・プロダクツの合併/ ボイコット―避けるべきブランドと商品/ 環境運動家はならず者か?―本当のテロリストは誰だ/ 健全な農業への回帰は当然のこと/ 遺伝子組み換え作物の犯罪

【著者紹介】
アントニー・F・F・ボーイズ : 1951年ロンドン生まれ。1973年英国で化学工学専攻、一旦大学卒業。1974年来日。1982年茨城キリスト教大学英米文学科卒。1984年筑波大学地域研究科にて、中国農村経済を2年間勉強し、国際学修士取得。1984年茨城キリスト教短期大学(現在シオン短期大学)採用。シオン短期大学教授

安田節子 : 1990年〜2000年まで日本消費者連盟事務局に勤務。反原発運動などを展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くりりんワイン漬け

    monsantoこの企業名は昔からよく聞く名前でしたが、遺伝子組み換え企業のビジネスモデルというのがどのようなものなのか、全く知らなかった。ただ「遺伝子組み換えではないもの」表示、「アミノ酸」「トレハロース」非表示のものをできるだけ購入していました。 甘かった。non-GMO食品やnon-GMOの飼料での飼育などの表示義務ってしてもらえないのだろうか。 日本のモンサントはどんな戦略をとっているのだろうか。ここ最近の私の中で一番の気がかりな項目に追加です。

  • coolflat

    モンサント社が行った“犯罪”が記されている。カネミ油症事件で問題となったPCB、ベトナム戦争で使われた枯葉剤、それを応用した世界で一番販売されている枯葉剤ラウンドアップと遺伝子組み換えによるラウンドアップ耐性作物、この2つの組み合わせで雑草の生い茂った場所でも作物を育てられるのだと。まだまだある。発がん性のある牛成長ホルモン、農家自主採種を不可能にするターミネーター技術。ここまでできるモンサントの力の源泉とは何なのか?それは回転ドア人事と呼ばれる政府支配と反対する者を徹底的に追い詰めるスラップ訴訟である。

  • takao

    モンサントの話

  • さとまゆ

    英国の経済誌『エコロジスト』による遺伝子組み換え作物を取り上げた特集号の翻訳版。 モンサント社を追求する形で、反対派姿勢の一冊。

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