Books

シャーロック・ホームズ人物解剖図鑑

エクスナレッジ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784767831145
ISBN 10 : 4767831148
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

射るようにするどい眼をして
背が高く痩せている
細く長い指を持つ
ワシ鼻の男
彼の名は?

希代の名探偵 シャーロック・ホームズ!

1887年に誕生し、現在も世界中で大人気の〈シャーロック・ホームズ〉。
アーサー・コナン・ドイルによって書かれた60編の原作小説は、ファンの間で「正典」と呼ばれています。
本書では、正典に登場する人物たちに焦点をあて、書かれている描写に出来るだけ忠実に、時には映像化作品などの力を借りつつ、独自の解釈を加えながらヴィジュアル化することを試みました。
長編『緋色の研究』『四つの署名』、短編集『シャーロック・ホームズの冒険』までに登場する総勢約250人の人物を完全ヴィジュアル化しています。

〈ホームズ〉の「基本」が分かる本にしたいと考え、物語のあらすじや注目ポイントなども取り上げました。事件の核心部分は【ネタバレ無し】を前提に、日付や曜日などの矛盾がある点もそのまま載せ「正典に書いてあることをおさらいできる本」を目指しています。

正典に登場するヴィクトリア朝のアイテム…「ガソジーン」やホームズの吸うパイプの種類、そして英国の貨幣の価値なども図解で詳しく解説します。〈ホームズ〉の世界がより近くにあると感じられるようなガイドブックでもあります。

この本が少しでも、〈ホームズ〉の世界がより身近により楽しく感じる手助けになれば幸いです。


コナン・ドイルが書いた彼らの姿を知ることで、物語に隠された謎が見えてくる。

100年前に書かれた彼らが今、描かれる。

●目次

章構成

序章 主要な登場人物とその身辺

世界一の名探偵シャーロック・ホームズとその相棒ジョン・H・ワトスンはどんな人物なのか?正典を紐解き、そこに記された姿を大解剖!
ふたりの大家さんであるハドソン夫人、スコットランド・ヤードに所属するレストレードといったおなじみのキャラクターも紹介。
ふたりが暮らしたベイカー街221Bの居間の図解や、ヴィクトリア朝時代のロンドン地図など、〈ホームズ〉の世界を楽しむための基本情報を紹介します。

1章 長編『緋色の研究』『四つの署名』の登場人物

シャーロック・ホームズとジョン・H・ワトスン、不滅の名コンビを引き合わせた運命の人物とは?
ワトスンがひと目惚れした、シリーズ屈指のヒロインとは?
ホームズシリーズ第1作目の『緋色の研究』、2作目『四つの署名』に登場する個性豊かなキャラクターたちを紹介します。

2章 短編集『シャーロック・ホームズの冒険』の登場人物

『シャーロック・ホームズの冒険』は、〈ストランド・マガジン〉に連載された短編12作をまとめた、シリーズ初の短編集です。
「ボヘミアの醜聞」より、ホームズが敬意を払う特別な女性、アイリーン・アドラー。
「赤毛組合」より、燃えるような赤毛の持ち主、ジェイベズ・ウィルソン。
「まだらの紐」より、怪しい口笛に怯える女性、ヘレン・ストーナー。
バリエーション豊かなキャラクターたちが沢山登場します。

【著者紹介】
えのころ工房 : 2人組の漫画絵描き。1999年9月9日コンビ結成。『刑事コロンボ完全捜査ブック』『金田一耕助完全捜査読本』『シャーロック・ホームズ完全解読』(宝島社)、『シャーロック・ホームズ130』『放送50周年刑事コロンボ』(NHKサイト)、舞台『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』ポスター・パンフレット、『森江春策の災難』(芦辺拓/行舟文化)装画・カット、等でイラストを担当。『シャーロック・ホームズ語辞典』(文・北原尚彦/絵・えのころ工房/誠文堂新光社)で日本シャーロック・ホームズ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro

    私は、名探偵 シャーロック・ホームズシリーズを半世紀近く前に読んだキリで、シャーロキアンでも何でもないですが、久々シャーロック・ホームズ関連の本を読みました。ビジュアルで解り易く、入門書としては宜しいかと。 私は、ホームズよりもルパン派です(笑) https://www.xknowledge.co.jp/book/9784767831145

  • パトラッシュ

    シャーロック・ホームズの周辺研究や関連本の数では、日本が世界一だろう。以前は当時の建築を描いたイラスト本があったが、今度はホームズやワトソンら全登場人物をヴィジュアル化したのだから。いささかマンガチックながら変装した探偵まで抜かりなく描き、当時の風俗や引用の説明まであるのだ。扱う対象は正典の3分の1だが、特にホームズの観察眼や推理の鋭さを真相を暴かず導入部で再現する部分が何とも楽しい。ストランド版挿絵やグラナダテレビのドラマもよいが、ファンによる手作り感満載の本こそホームズ愛を強く感じる。ぜひ続編を望む。

  • たまきら

    妹の大学の先輩で、シャーロキアンなご夫妻によるディープな一冊です。最後に全部読み返したのは…うっ、全巻読破は小学生の時じゃない!?大好きなもの数冊は家にあるけど…。遠い記憶を掘り起こしながら読み返しているうちに鮮やかによみがえったのは、子どものころ楽しみにしていたドラマ(ジェレミー・ブレット版)。あのオープニング曲と雨のロンドン!あのドラマ、また見たいなあ。あと、シャーロキアンは原作を4つのアルファベットに縮めてますが、その表記が勉強になりました。これ、まさに図鑑です。

  • ハスゴン

    毎回ホームズものを買ってしまいますが、是非ともシリーズ化して何度も読み直せる本ですね。 これからホームズものに入るにもいい本だと思う。

  • ひろ20

    冒頭『シャーロッキアンには聖典の副読本として、これから出逢う人には入門書として』が目に入った。シャーロッキアン?熱狂的ファンの事らしい。まさにシャーロックホームズの図鑑でした。服装から思考。221Bの居間大解剖の絵は緻密で調度品の説明書きも詳しく書かれていた。ロンドン広域MAP、小説の登場人物、この本を片手に読んだらもっと楽しめたのにと思いました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items