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ISBN 10 : 4062920255
Content Description
キリスト教最初期三〇〇年の歴史を記し、「反ユダヤ主義」など西洋精神史に多大な影響を与えた教会史の嚆矢を全訳。本巻では、セウェルス帝治下の迫害(二〇三年)からエウセビオスの同時代、ミラノ勅令やリキニウス帝に対するコンスタンティヌス帝の勝利まで、迫害と殉教者、正統をめぐる百家争鳴の論戦が語られる。巻末に詳細な各種索引を付す。
目次 : 第6巻 オリゲネスとその同時代人、キリスト教迫害―セウェルス帝からデキウス帝まで(セウェルス帝治下の迫害/ オリゲネスの少年時代 ほか)/ 第7巻 教会著作家とさまざまな異端―ガルルス帝からガルリエヌス帝まで(デキウス帝とガルルス帝の犯罪/ ローマの監督・異端の教えから立ち戻った者たちへの洗礼について ほか)/ 第8巻 迫害とその取り消し―ディオクレティアヌス帝からマクシミアヌス帝まで(わたしたちの時代の迫害に先立つ出来事/ 教会の破壊 ほか)/ 第9巻 マクシミヌス帝の教会攻撃と迫害の終り(新たな事態/ この時代の殉教者たち ほか)/ 第10巻 諸教会の復興―コンスタンティヌス帝の勝利(神の執り成しによって与えられた平和/ 諸教会の復興 ほか)
【著者紹介】
秦剛平 : 1942年東京生まれ。現在多摩美術大学教授、同大学図書館館長。著訳書は80冊あまり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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