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ゴールデン・ゲート ハヤカワ・ミステリ

エイミー・チュア

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150020163
ISBN 10 : 4150020167
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1944年、カリフォルニア州バークレー。大統領候補ウォルターが暗殺された。容疑者はサンフランシスコ有数の名家ベインブリッジ家の娘たち三人。刑事サリヴァンは現場のホテルで、14年前にも同じ家の少女が不審な死を遂げていたと知る。二つの事件のつながりを追うサリヴァンだったが、市警本部長の圧力や、ウォルターと関係のあった〓介石夫人の介入により捜査は難航する。事件の鍵は、容疑者たちの祖母ジェネヴィーヴが握るというが…。終戦間近のアメリカを舞台に描く、謎解きの妙味と緊迫感に満ちた警察小説。

【著者紹介】
吉野弘人 : 山形大学人文学部経済学科卒、英米文学翻訳家

エイミー・チュア : イェール大学法科大学院教授、作家。2011年に刊行した回想録『タイガー・マザー』が世界的なベストセラーとなる。2023年にフィクションのデビュー作となる本書『獄門橋』を刊行、アメリカで絶賛された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 練りようかん

    3人の孫娘のうち誰が殺人犯なのかを明かせ。名家の家長がでは子供時代からと語り始める過去にはホテルで亡くなった少女がおり、殺害現場にあった人形がその少女を思わせてオカルト混じりの印象でスタート。順繰りに有力視されるフーダニットの安定した運びだが、1944年のカルフォルニア州で起こっていた出来事、国家間の緊張関係が濃い背景となり、読むほど歴史に動かされてる印象に変化していった。個人的復讐か政治絡みの暗殺か。犯人予測はつくけれど、人種問題に複雑な思いを抱く刑事の出方は全くわからず、そこが1番のミステリーだった。

  • yonemy

    読後、ネットでカリフォルニア州サンフランシスコとその対岸の地図を見てからwikiを斜め読み...予備知識皆無で挑んでしまった、もったいなし〜(;´Д`)舞台が80年前の大戦中だが、経済格差と人種差別は今も変わらず、重いものがあります。一貫したフーダニットは七転八起?くらい容疑者がころころ変わり、文句なく面白かったです。犯意が古典にも通ずるものだったので、自分も気をつけようと思ったり。こじれていたサリヴァン刑事が一皮むけたラストが爽やかでした☆

  • 人生意気に感ず

    7点。当時のアメリカの差別や階級関係がうまく表現されていて、読み応えはかなりある。ただ、やはり冗長になっている部分は否めず、読み通すのにかなり苦労した。

  • Yuki_Yuki

    骨太な作品だった。 私はAmazonのミステリ関連のレビュアー、斉藤さんのコメントや評価を信じて本を購入するのだが、この本も斉藤さんのお墨付き。 ロス・マクドナルドを受け継ぐ作品と評されたら、読まないわけにはいかない。 ロス・マクの系統か?というと、そこまでロス・マクではなかった。ただ1940年台のアメリカと、今のアメリカは似ていて、歴史が嫌な繰り返しをしていると思った。

  • 一柳すず子

    ホラーなのかミステリなのかメキシコ人なのか日本人なのか中国人なのか名家の悲劇なのか貧困の悲劇なのか混沌とした1940年代のサンフランシスコ。家を買う話は予想通りの展開で切ない。

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