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In Love 認知症になり安楽死を望む夫とスイスで最後の5日間

エイミーブルーム

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479394495
ISBN 10 : 4479394494
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

小説家で心理療法士のエイミーは50代で、お互い別の相手と暮らしながらも建築家のブライアンと恋に落ち、結婚。しかし12年後、最愛の夫の異変に気づく―ブライアンはアルツハイマー型認知症だったのだ。「自分の死に方は自分で決めたい。どうにかして手はずを整えてもらえないだろうか」と言う夫の希望を叶えるために、苦悩しながら手を尽くす著者。二人の出会い、以前の幸せな生活、ブライアンという人と彼が変わっていく様をも振り返る愛と喪失のメモワール。

目次 : 第一部(二〇二〇年一月二十六日、日曜日、スイス チューリッヒ/ 気づかなかった前兆/ 二〇二〇年一月二十六日、日曜日、チューリッヒ/ ブックブラザーズ/ 二〇二〇年一月二十七日、月曜日、チューリッヒ ほか)/ 第二部(人生の終焉/ 二〇一九年三月、コネチカット州ストーニークリーク それは突然、そして穏やかに/ 受信不能/ ディグニタス/ 二〇二〇年一月二十九日、水曜日の続き、チューリッヒ ほか)

【著者紹介】
エイミー・ブルーム : 1953年、米国ニューヨーク生まれ、コネチカット州在住。小説家。心理療法士として働くかたわら、「ニューヨーカー」「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」などに寄稿。ドラマや映画の脚本を手がけるとともに、イエール大学でクリエイティブライティングの教鞭を執っていた

神崎朗子 : 翻訳家。上智大学文学部英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヘラジカ

    ”愛と喪失の記録”と聞いて想像するような決して陳腐な本ではない。感情を掻き立てようとする大袈裟なエピソードは少なく、これみよがしに人生についての説教を語ることもない。飽くまでも「死へ自らの意志で向かう人間」の伴侶による冷静で率直な記録であり、愛について、死について何かを考えるのは読者の勝手なのだという気がしてしまう。最後まで直線にはならず揺らぐ感情も、だからこそ真実ありのままに綴っているようで痛切極まりない。作家として読者を楽しませようとする意思は勿論感じられるが、飽くまでも愛する夫のための記録なのだ。

  • ぽてち

    著者は小説家だが、本書は小説ではない。彼女の最愛の夫ブライアンがアルツハイマー型認知症にかかり、取り返しのつかない事態になる前に安楽死することを選択して、チューリッヒにあるディグニタスという団体を訪れる。邦題は「五日間」となっているがそれは実際にスイスに向かってからの期間であって、そこに至るまでの苦労や過去の様々な思い出が、時間の流れにとらわれることなく描かれていく。それは愛に満ちていた。安楽死・尊厳死を巡ってはいろいろな意見があるが、ぼくは生きる権利と同様に死ぬ権利も認めていいと思っている。

  • ichi

    【図書館】あまり心に響かず、淡々とした日記調。

  • takao

    ふむ

  • ゆかり

    変わりゆくパートナーを共に暮らしてあらかじめ計画した死に立ち会い生きていく

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