ウラジミール・コスチェンコ

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もうひとつのツシマ ロシア造船技術将校の証言

ウラジミール・コスチェンコ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562046546
ISBN 10 : 4562046546
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

世界最強と目されていた艦隊はなぜ敗れたのか。新艦建造から大遠征、惨敗までを体験したロシア造船技術将校の貴重な記録。日本海海戦惨敗の謎に迫る名著「捕われた鷲」、待望の復刊。

【著者紹介】
ウラジミール・コスチェンコ : 1881年生まれ。日露戦争時、戦艦アリヨールの建造に従事。完成後は造船技官(補)として同艦に乗り組み遠征航海に参加、日本海海戦での惨敗、捕虜生活を体験する。帰国後、ロシア艦隊敗北の理由を詳細に分析・報告し、高い評価を得た。その後も軍艦・造船の分野で活躍。1956年没

徳力真太郎 : 1912年、兵庫県姫路市に生まれる。東京神田ニコライ学院においてロシア語を学ぶ。逓信省灯台局技手として、我が国で開始間もない無線航行業務(無線羅針、標識業務)に従事、北海道、千島、樺太の各灯台に勤務した。昭和20〜23年樺太抑留、この間、ソ連太平洋艦隊水路部要員、ソ連漁業コンビナートの通訳として働いた。帰国後、海上保安庁勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 技術将校ならではの斬新な視点!ロシア側から見た従軍の記録は、艦内の日常にも言及されていて面白い。中でも艦隊機動の分析は秀逸だが、やや日本を褒めすぎか(笑)

  • mdsch23

    「坂の上の雲」ドラマ化の余波で再刊。太平洋へ派遣された艦隊の戦艦付になったロシア海軍造船士官の従軍記。造船士官になった経緯から海戦直前までと捕虜になった後での回想という構成。当時の海軍艦艇の石炭補給がどれほど大変だったか追体験出来ます。(そりゃあ、重油炊きになる訳です) 当時のロシアの貴族と平民の格差に関する描写がありますが、これが如何に社会システムの柔軟性を奪っていたかという観点で興味深いものがあります。翻訳が古く少々怪しい印象はありますが、内容は充分読み取れます。ロシア側から見た日本海海戦を知りたい人

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