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ウィーン・フィル コンサートマスターの楽屋から

ウェルナー ヒンク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865591705
ISBN 10 : 4865591702
Format
Books
Release Date
November/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : ■第1章: 私の出会った名指揮者 / カルロス・クライバー/ゲオルク・ショルティ / ヘルベルト・フォン・カラヤン/カール・ベーム / レナード・バーンスタイン/ロリン・マゼール / クラウディオ・アバド/小澤征爾 / ウィーン・フィルにとっての理想的な指揮者とは? / ■第2章: コンサートマスターの仕事場から / ウィーン国立歌劇場/ウィーン楽友協会 / ウィーン・フィルの響きの秘密(1)フィルハーモニー式タイムラグ / ウィーン・フィルの響きの秘密(2)室内楽の精神 / 王宮礼拝堂/コンサートマスターの日常 / 指揮者を見つける仕事/録画現場でのエピソード / ニューイヤー・コンサートの舞台裏 / コンサートマスターの楽器・出番 / ■第3章: 室内楽の喜び / 室内楽は最高の楽しみ / ウィーン弦楽四重奏団結成への道のり / メンバーを見つける/自前の活動から / レパートリーと演奏の秘密 / ショスタコーヴィチとモスクワ / 日本公演/レコーディングの現場 / ウィーン八重奏団/共演者から仲間へ / ■第4章: 生い立ちと、コンサートマスターへの道のり / 音楽好きの一家/始まりは木の板のヴァイオリンから / ヴァイオリンとのふれ合い/仲間と作り上げる音楽 / バッハ・ゲマインデでの経験 / 唯一の道ではなかった「音楽家」 / 国立音楽アカデミーへ/仰天のエキストラ試験 / オーケストラへの入団/第一ヴァイオリンのトップ奏者へ / 札幌での出来事/コンサートマスターへの道 / ■第5章: 教育、プライベート、そして今 / ウィーン市立音楽院にて/古楽復興運動について / マスタークラスでの教育活動/結婚生活と夫婦の音楽 / 子供たち/家を建てる / コンサートマスターからの引退/そして今・・・

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ジョンノレン

    2008年まで33年間ウィーンフィルのコンサートマスターを勤めたウェルナー・ヒンクの本邦のみの書き下ろし。直前に読んだフランツ・バルトロメイの「この一瞬に価値がある」以上にウィーン国立歌劇場管弦楽団=ウイーンフィルの実相に肉薄。通常活動の詳細に加えレコーディングや映像セッションも含めた裏話や本音満載。指揮者についても率直な見解。カラヤンは決して独裁者ではなく常に類稀なカリスマ性を発散、楽友協会及び同合唱団との絆も沁みる話。映像録画セッションでは録音に合わせた弾き真似も。

  • おとん707

    ちょっと前に読んだ「栄光のウィーンフィル」が第二ヴァイオリン首席だったオットー・シュトラッサーの在任期間1922-67年の回想だったのに対し本書は著者がウィーンフィルに在籍した1966-2008年を中心に回想した本。前者が伝説の時代なら本書は私がウィーンフィルを生で体験した時代。しかも日本のインタビューをもとにしているので私の記憶も呼び覚まされた。氏のオーケストラ奏者として、コンサートマスターとしての心得や室内楽を重視する考えは楽器を問わず私たちアマチュアにも参考になる。特にアマオケで活動する人にお勧め。

  • とす

    ウィーン・フィルのコンマスというとキュッヒルのイメージが強いが、読みやすそうだったので読んでみた。日本の読者に向けて書かれているので、ところどころで日本人向けのメッセージが書かれておりほっこりした。内容はよくある演奏家による本と大して変わりはしないが、ソ連への演奏旅行の話などは実際に当時のその地に行った人でないと書けないような重みを感じた。

  • Sumioh Watanabe

     ベルリン・フィル本を読んだから今度はウィーン、というぐらいのつもりで読んだ。  カラヤンのようなカリスマとの葛藤がなかっただけ、さっぱりとした内容になっている。  最近流行りのピリオド楽器やピリオド奏法に批判的なのも、ヴィーン・フィルのコンマスなら当然、とも思えるがクルレンツィスを聴いちゃうと、チャイコフスキーといえどもヴィブラート、なくて良いんじゃない?と思わなくもない。

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