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失われたバンクシー あの作品は、なぜ消えたのか

ウィル・エルスワース=ジョーンズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861529894
ISBN 10 : 4861529891
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

描かれた場所に留まり、やがて死にゆく運命をそのままにするか。
はたまた、素晴らしいアート作品として「保存」し、後世に残すべきか。
失われた重要作品50点と、消えてしまった謎をたどる。


故郷であるイギリス・ブリストルを中心に、世界各地に30年にわたり作品を描いてきたバンクシー。
一過性というストリートアートの特性に加えその爆発的な人気ゆえ、今ではほとんどの作品が描かれた場所から消え去っている。

作品にとって正しいのは、「保護(保管・販売)」する目的で撤去するアートディーラーか、あるいは、描かれた場所で同業であるグラフィティアーティストに上書きされることをそのまま受け入れることか。

本書は、今はなきバンクシーの傑作50作品と、それぞれがたどった運命を豊富な写真を交えて記録したルポルタージュであり、ありそうでなかったバンクシーのガイドブック的な一冊。


《著者情報》
ウィル・エルスワース=ジョーンズ
イギリス、サンデー・タイムズ紙の主任記者、同紙ニューヨーク特派員を務めた他、テレグラフ紙、インディペンデント紙、サガ紙で編集部門要職を歴任。著書『バンクシー 壁に隠れた男の正体(原題 Banksy: the Man Behind the Wall)』(パルコ出版、2020年)は世界8カ国で展開されている。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もんらっしぇ

    『そもそもバンクシーの絵って消え去ることが前提で描かれてる?』考えてみれば矛盾と不思議さに溢れているバンクシー。いったい何者? 故郷であるイギリス・ブリストルを中心に、世界各地に30年にわたり衝撃的で皮肉に満ちた作品をかいてきて…そう、壁、ドア、歩道、車両など、多種多様な「キャンバス」に描かれてきました。ストリートアートとは元来持つ「一過性のもの」という特性ゆえに、いつか消え去る運命を背負っています。いつどこで描かれてどこへ行ってしまったのか…その謎を追う本書、こんな面白そうな本はないぞ♪と衝動買い。→

  • たくさん

    バンクシーっていう名前はよく聞くけれど、作品がどこにあってどんなものかというのはあんまりよく知らない。こうやって40点〜50点の作品の傾向なんかも見れば、元の素材をちゃんと生かしてとてお遊び心と皮肉が感じられるね。想像から好き放題に遊んでいる一つ加える感が爽快。「茂みをつつかないで」という作品がお気に入りです。

  • 白眉新

    Banksyの作品ほど、場所のコンテクストと切り離せない芸術はない。 作品を物理的に保存するよりも、その土地の空気や時間を映した写真や記録として残す方が、むしろ本質を捉えるのかもしれない。

  • takao

    ふむ

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