ウィリアム D ハートゥング

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ロッキード・マーティン巨大軍需産業の内幕

ウィリアム D ハートゥング

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794219237
ISBN 10 : 4794219237
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代史の陰で暗躍してきた軍需産業界の巨人ロッキード。いまや兵器の生産だけでなく宇宙開発、インテリジェンス分野にも進出し、「21世紀のビッグ・ブラザー」とも呼ばれる同社の野望を浮き彫りにする衝撃のノンフィクション。

目次 : 第1章 ラプターとF‐35をめぐる騒動/ 第2章 ログヘッドからロッキードへ/ 第3章 終戦から冷戦へ/ 第4章 C‐5Aスキャンダル/ 第5章 大きすぎて潰せない?/ 第6章 賄賂作戦/ 第7章 レーガンの軍備大増強/ 第8章 聖アウグスティヌスの法則/ 第9章 唱道者たち/ 第10章 世界制覇を目指す

【著者紹介】
ウィリアム・D・ハートゥング : ニューヨークの世界政策研究所武器情報センター長を15年務めた後、ワシントンのシンクタンク「ニューアメリカ財団」で武器及び安全保障研究プロジェクトのディレクターを経て、現在同財団アメリカ戦略プログラム上級リサーチフェロー。ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポストほか多くの媒体に寄稿多数

玉置悟 : 1949年生まれ。東京都立大学工学部卒業。音楽業界で活躍後、1978年より米国在住。駐在員、リサーチ会社勤務などを経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • スプリント

    巨大すぎて潰すことができないといわれるロッキード・マーティンの内情について書かれています。政治家や州経済とのつながりの深さよりも受託し開発した機体が問題だらけという点に驚きました。もう一方の雄であるボーイングも似たようなものなんですかね?

  • coolflat

    不祥事やら欠陥商品やら事欠かない世界最大の兵器企業ロッキード・マーティン社。なぜ潰れないかと言えば偏に兵器企業でなくロビー企業だからだ。彼らはロビイストを使い、議会の軍事委員会に圧力をかける。所属する議員の多くは選挙区に軍事産業の生産拠点を抱えており、兵器企業から政治献金を受けているので抗えないのだ。そしてなぜ世界最大の兵器メーカーとなり得たかといえば合併だ。防衛産業が落ち込んでいる時に他の兵器メーカーを安く買いあさって合併しておき、数年後にペンタゴンの予算が再び上昇に転じたら業界を支配するという具合だ。

  • Haruko

    飛行機に憑りつかれた1926年設立のロッキード兄弟の会社が、エイリアンの様にアメリカ国民の税金と命を栄養分に軍産複合体となるまでを、日本の天下りならぬ回転ドアなる政財界のコネクションとロビー活動に焦点を合わせてシンクタンクならではの豊富な資料をもとに読み解く。称賛に値する勇気の下に。驚くべきは全体主義のように恐怖に支配された凡庸な集団の罪ではなく、歴代CEOの強烈な欲望の積み重ねである ということ。圧倒されていると証券マンから電話があった「ロッキードの株はいかがでしょうか」さすがに買えない。

  • nranjen

    F35を作っている企業はどんなところ?という関心から手に取った本。とんでもない事実が暴露されていることによってその歴史を追うことができる。遠い日本では伺い知れないような様々なスキャンダル(便器、コーヒーメーカー!?)、武器を売るために戦争を起こしてしまう(ペンタゴンと婚前一体となっているせい)その影響力、特殊な産業構造などを学びながらこの企業の歴史を知ることができる。CEOの中ではノーマン・オーガスティンが気になる。彼の著作はKindleにはなく、高い。

  • トクナガ

    ロッキードの創設から国防省との密接な関係、他国への兵器供給ビジネスなどロッキードマーティンに関する様々なことが知れる本だった。軍需産業にはあまり詳しくないのでそういった部分を知れたのは面白かった。日本の場合、軍事に対する認識が非常に杜撰で防衛予算拡大主義・過剰不戦主義という極端に単純な二元論でしか語られていないような気がするのでロッキードのような事案を学んで前者にもデメリットがあるということは広く知られるべきだと思う。

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