ウィリアム・フォン・ヒッペル

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われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか 進化心理学で読み解く、人類の驚くべき戦略 ハーパーコリンズ・ノンフィクション

ウィリアム・フォン・ヒッペル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784596551481
ISBN 10 : 4596551480
Format
Books
Release Date
October/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

炎上、フェイクニュース、格差社会…ヒトの残念な習性は太古から備わる生存戦略が理由だった!?人類は、絶望に突き動かされ発展した。気鋭の心理学者が明かす人間の「進化と幸せ」の知られざる関係。

目次 : 第1部 われわれはどのようにヒトになったのか(エデンからの追放/ 出アフリカ/ 作物、都市、王様―農業シフトがうながした心の進化/ 性淘汰と社会的比較)/ 第2部 過去に隠された進化の手がかり(ホモ・ソシアリス―社会的なヒト/ ホモ・イノバティオ―革新するヒト/ ゾウとヒヒ―道徳的・非道徳的なリーダーシップの進化/ 部族と試練―進化心理学と世界の平和)/ 第3部 過去から未来への跳躍(進化はなぜ人間に幸せをもたらしたのか/ 進化の命令のなかに幸せを見つける)

【著者紹介】
ウィリアム・フォン・ヒッペル : アラスカで育ち、イェール大学で学士号、ミシガン大学で博士号を取得。その後オハイオ州立大学で十数年間教鞭をとったのち、オーストラリアのクイーンズランド大学で心理学の教授を務める。妻と2人の子供とオーストラリアのブリスベンに在住

濱野大道 : 翻訳家。ロンドン大学・東洋アフリカ学院(SOAS)タイ語および韓国語学科卒業。同大学院タイ文学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • lily

    好かれて幸福になりたいんだよなぁ。人格のビッグファイブスコアが高い方がいいらしい。そしてイマに生きる。極めたいことは無理せずコツコツ継続して楽しめるヒントを探しながら。

  • サアベドラ

    我々現生人類の思考や性格のクセは何に由来するのかを進化人類学の立場から解き明かし、その上でヒトが幸福に生きるために何が必要なのかを書いたポピュラー・サイエンス。著者はアメリカ人の心理学者。ざっくり言うと、ヒトがヒト的になった、すなわち一見奇妙に見える性格(邦題にあるような嘘つきや自信過剰やお人好しなど)や思考を持つに至ったのはサルからホモ・サピエンスへの進化の過程で起きた(とされる)様々な出来事の結果であり、幸福の追求も進化の第一目標である種の保存の副産物として捉えられるという。まあまあ楽しめた。

  • タナカ電子出版

    面白い😆♥️かなりの分量と熱量が高い📖です☺️第一部どのようにヒトになった第ニ部進化の手がかり第三部跳躍/進化心理学の視点から私たちが選び歩んできた道のりが、私たちを嘘つきで自信過剰でお人好しにしています。@嘘をつく事や自身を強く見せる戦略によって余計な戦いを避ける✨よって嘘をつきます。騙します。そう進化しました。A自信過剰でいることで幸せを感じられます❇️よって池の中の蛙状態です。幸せです。そう進化しました。Bお人好しです✨よって騙されます。勉強になります。そう進化しました。それが私たちなんです✴️

  • Yuma Usui

    ヒトがサバンナから産まれ心を持つに至った経緯を解説している。次の箇所に進化の無情さを感じた。▼他者をより効果的に欺くために人は自分を欺く。▼人間の行動免疫システムは、そのような異質な習慣をたんに“ちがう”とみなすのではなく、同時に“まちがっている”とみなすように進化してきた。▼幸福とは、遺伝子に最大の利益を与える行動をとるよう、人間を動機づけするために進化が使うツールだ。▼若い男性たちはつねに、何百万年にもわたって続く進化圧が睾丸から沸き上がるのを感じており、その圧力が彼らを危険と競争へと駆り立てる。

  • よしたけ

    人間の社会知性を掘り下げる進化心理学でまさに教養本。例えば…なぜ赤道に近づくと言語宗教が増える一方で自民族中心主義的に →熱帯地域は病原体密度が高く他者と安易な交流は危険/論理的規則でなく、違反者を見つける観点により同じ設問も容易に回答できる→他者と協力して生存してきたが故、生を脅かす集団規律違反者に敏感/なぜ幸せは長続きしない→ある程度の喜びは成功へ繋がる一方、過度の幸せで歩みが止めると将来的に破滅/なぜ技術革新者は一握り→人々は社会性が高い故技術的問題解決が必要になることは稀(人に頼んで解決する発想)

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