ウィリアム・ノードハウス

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グリーン経済学 つながってるけど、混み合いすぎで、対立ばかりの世界を解決する環境思考

ウィリアム・ノードハウス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622095712
ISBN 10 : 4622095718
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

環境思考で経済的効率性、持続可能性、政治、税制、倫理、金融といった現代社会のあらゆる側面を鳥瞰する。

目次 : 第1部 グリーン社会を築く/ 第2部 危機に立つ世界の持続可能性/ 第3部 行動科学とグリーン政策/ 第4部 社会と経済から見たグリーン/ 第5部 グローバルグリーン/ 第6部 批判、そして最後の熟考

【著者紹介】
ウィリアム・ノードハウス : イェール大学経済学教授。専門はマクロ経済と環境。気候温暖化を抑制するための科学、経済学、政策を統合したDICEモデル、RICEモデルを構築。アメリカ経済学会会長、イェール大学学長、カーター政権の大統領経済諮問委員なども歴任。2013‐15年にはボストン連邦準備銀行議長を務めた。2018年ノーベル経済学賞を受賞。受賞理由は「気候変動をマクロ経済分析に統合した業績」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • koji

    併読している「人新世の「資本論」」(斎藤幸平著)では、ノードハウスのバランス論が経済成長の側に偏りすぎていると批判されています。同書が途中なので論評は控えますが、本書を読むとノードハウスの考察にはそれなりに説得力はあると思いますが。さてノードハウスの主張を要約すると、まず議論の基礎は「よく管理された社会を目指すこと」とし、その中心は効率性。特に環境破壊がもたらす負のスピルオーバーを克服し持続可能性を維持するには、炭素税をはじめ吟味された政策を組み合わせていくこととするもの。環境経済学が少し身近になりました

  • 奈良 楓

    【良かった】公共経済学テイストの本。丁寧な説明の本と思いますが、経済学の基礎を知らないと読むのがしんどいと思います。

  • 鬼山とんぼ

    文句なしの良書であり、県会議員以上の政治家や行政官、大企業の役員クラスにはぜひとも承知しておいてほしい事項が満載であった。ノーベル賞受賞の環境経済学者の本だが、予想以上に幅広い分野についての知見や洞察が盛り込まれており、生活者とかビジネスマンのレベルでは見落とされがちな、しかし社会全体の持続や安定に不可欠な公共財や環境問題の取り扱いについて、適切な分量で語られている。著者は民主党左派に近い存在と思われるが、未来への危険を無視して暴走を続けるトランプ政権の路線には「愚鈍の極み」と最大限に痛罵している。

  • 朝ですよね

    著者は前向きなメッセージも載せているものの、読んだ感想としては「2050年カーボンニュートラルは不可能」だった。温室効果ガスの社会的費用(負の外部性)は極めて高いと見積もられている。これは炭素税などの経済学的に適切な手法でコストを内部化すると、到底受け入れられないような値上げが必要であることを意味する。更に、取り組みの便益は世界中に及ぶためフリーライドが合理的である、便益はほぼ全て将来世代である、といった問題の構造からして、現代人が取り組みを行わない理由が多数ある。

  • takao

    ふむ

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