ウィリアム・トーブマン

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ゴルバチョフ 上 その人生と時代

ウィリアム・トーブマン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560096963
ISBN 10 : 4560096961
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「冷戦終結30年」にして解明される、ゴルバチョフという謎。ソ連改革から解体へと導いて「世界を変えた男」を、人間味豊かに描く。ピュリツァー賞と全米批評家協会賞受賞の歴史家による、評伝の決定版!写真多数収録。

目次 : 第1章 幼少期と青少年時代 一九三一‐一九四九年/ 第2章 モスクワ国立大学 一九五〇‐一九五五年/ 第3章 出世の階段 一九五五‐一九六八年/ 第4章 地方を牛耳る党のボス 一九六九‐一九七八年/ 第5章 再びモスクワへ 一九七八‐一九八五年/ 第6章 何をなすべきか? 一九八五‐一九八六年/ 第7章 世界の桧舞台へ 一九八五年三月‐一九八六年一二月/ 第8章 瓶の中の二匹のサソリ 一九八七年

【著者紹介】
ウィリアム・トーブマン : 1940年生まれ。アメリカの政治学者・歴史学者。専門は、ロシア・ソ連政治外交史。独裁者スターリンを批判したニキータ・フルシチョフの生涯と、彼が生きた時代を描いた著作Khrushchev:The Man and His Eraで、ピュリツァー賞と全米批評家協会賞をダブル受賞

松島芳彦 : ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まーくん

    ペレストロイカを掲げ、官僚主義の蔓延により機能不全に陥っていた国家の再生を目指す。だが、改革は成就することなく、クーデター騒ぎを経てソ連邦の解体に至る。スターリンに心酔し優等生として表彰までされた農村少年が、なぜソヴィエト体制の墓堀り人と化したか?その人生と時代を追う。MGU卒業後、故郷に近いスタヴロポリて実績を積み中央に。が、党政治局はブレジネフ以下老人が支配。経済は停滞、国民は「よく働く理由がない。よく働きたいとも思わない。どのようにしたら、よく働けるか知らない。」そして党のトップに昇り詰めるだが…。

  • 上巻はゴルバチョフの子供時代から書記長となったゴルバチョフの前にエリツィンが登場し政治局員候補となって政治局を引っ掻き回し始めるまで。何とかしてソ連を改革しようともがくが、官僚機構の中で上手く事が進まない様子が描かれていて興味深い。打破する方法として中央委員会での施政方針演説の内容を多大な時間をかけて練っていく様子が描かれているけど、力を入れるところが違う気がした。言葉に頼り過ぎていたような印象だ。レイキャビックでのレーガン大統領との駆け引きも詳細に描かれていてなかなか面白かった。下巻へ。

  • ケニオミ

    ゴルバチョフについては、以前から興味がありましたので、ついつい手に取ってしまいました。やはり若い時から努力家だったんですね。そのせいか、党内部でも出世が速い。頭が良いので、ソビエト改革の必要性には十二分に気付いており、自分の行動力を過信していたのか、ソビエト内の保守勢力を侮っていたのか、改革を早急に推し進めたのが命取りだったようですね。それに、自分が書記長になると、ついつい今までの謙虚さは少しずつなくなり、政敵をつくってしまう。やはり頭がいいだけではダメなんですね。人たらしじゃなくちゃ。

  • juunty

    ゴルバチョフの生誕から書記長に就任、エリツィンとの対立が明らかになる時点までが収録されている。単にゴルバチョフ大統領の伝記というだけでなく、ある程度時代背景にも触れている。アメリカ人歴史家によるものなので、米ソ首脳会談などアメリカが台頭する場所の記述は厚くなっていた。ゴルバチョフの改革路線の根底にはスターリンの強引な農業集団化と粛清が大きく影響していた。

  • takao

    ふむ

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