ウィリアム・トーブマン

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ゴルバチョフ 下 その人生と時代

ウィリアム・トーブマン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560096970
ISBN 10 : 456009697X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

理想しか見えない、夢想家にすぎなかったのか?クーデターから失脚後まで、「世界を変えた男」の真の姿に迫る。ピュリツァー賞と全米批評家協会賞受賞の歴史家による、評伝の決定版!

目次 : 第9章 ニーナ・アンドレイエワの書簡 一九八八年/ 第10章 嵐の前 一九八七‐一九八八年/ 第11章 首脳外交 一九八七‐一九八八年/ 第12章 国内における勝利と困難 一九八九年/ 第13章 海外における勝利と困難 一九八九年/ 第14章 分裂の危機 一九九〇年/ 第15章 一つのドイツへ 一九九〇年/ 第16章 破局への序奏 一九九一年一月‐一九九一年八月/ 第17章 クーデター 一九九一年八月/ 第18章 最後の日々 一九九一年八月‐一九九一年一二月/ 第19章 権力の座を降りて 一九九二‐二〇一六年/ 結語 ゴルバチョフとは

【著者紹介】
ウィリアム・トーブマン : 1940年生まれ。アメリカの政治学者・歴史学者。専門は、ロシア・ソ連政治外交史。独裁者スターリンを批判したニキータ・フルシチョフの生涯と、彼が生きた時代を描いた著作Khrushchev:The Man and His Eraで、ピュリツァー賞と全米批評家協会賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケニオミ

    ソビエト社会主義共和国連邦の大統領であるにも関わらず、共産主義を退け、民主主義の道を歩もうとした奇人として、西側諸国では絶大の人気を得た政治家ですね。反対に国内では、国を西側諸国に売った売国奴という烙印を押され、大統領としての末期は、正に孤立無援の状態で、孤軍奮闘。あまりのプレッシャーに精神がおかしくなりそうな状況が何度も現れました。それにしても、自分の意志を貫く強さには痺れました。登場人物、特に政敵エリツィンが人間臭くて、引き込まれました。ページは上下段、700頁もありますが、読み応え十分。お薦めです。

  • 下巻ではゴルバチョフを通じて崩壊していくソビエト連邦の様子が垣間見えて興味深かった。ゴルバチョフとしてはソ連邦の立て直しに失敗したことになるが、そのお陰で東西ドイツが統合され、東欧がソ連共産党の支配から解放されたのだから皮肉な話だ。やっぱり政治よりも経済なんだよなぁ。ゴルバチョフが中国みたいに経済改革から手を付けていたらどうなっていたかなと思いながら読み終えたけど、障害を乗り越えて突き進むゴルバチョフ、後半では言動に一貫性が失われていくけど傑出した政治家であったことは間違いない。読み応え十分だった。

  • juunty

    ソ連崩壊をソ連の政治家目線で描いた内容となっている。エリツィンとの対立が明確化し、周囲の閣僚との離別の家庭が描かれている。一方で対外的には西側諸国との連携が強まり各国で歓迎。そういった背反する状況の中ソ連崩壊という結末が訪れる。全体としては西側が入手できる情報量に従って、後半に進むほど詳細な情報が描かれる。登場人物も増えていくので、内容を取捨選択しながら読むのも良い。

  • takao

    ふむ

  • ごんしち

    今更ながらゴルバチョフがいなかったら、今の世界の在り様は全く違っていたのだろうと改めて思った。個人的には日本がバブルを謳歌していた時にレーガン政権の合衆国国務長官シュルツが世界の情報化時代を予見していたのが印象に 残る。

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