ウィリアム・ギブスン

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ニュ-ロマンサ-

ウィリアム・ギブスン

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150106720
ISBN 10 : 415010672X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/1986
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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「サイバーパンク2077」が発売された今こそ...

投稿日:2021/04/21 (水)

「サイバーパンク2077」が発売された今こそ、もう一度この作品に触れる絶好のタイミングだと思う。当時では難解だった言葉や表現も、今では当たり前になった。

ソファーの上から さん | 福岡県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    サイバーパンクの金字塔と言われ、ヒューゴー賞以下の各賞を総なめにした傑作SFの誉れ高い本書。発表が’84年であることを思えば、作者ギブスンの想像力は時代を大きく先取りするものであっただろう。そうした価値を認めつつ、あえて言う。プロットは単純であるにも関わらず、本書にはある種の難解さが付き纏う。それは基本的には、作家が読者との共感を求めていないからに他ならない。彼が共感を求めるのは人間ではなく、AIにである。また、彼の想像力は小説的なそれではなく、アニメオタクのそれである。すなわち自己完結しているのだ。

  • しゅら

    3週間位かかってやっと読了。意味分からなすぎた。映画の「AKIRA」「攻殻機動隊」「マトリックス」を混ぜた感じ。世界観は好きだが読んでて不明な言葉も多いし登場人物多くて、途中で名前も変わったり、読み手は置いてかれてる。SF好きな人は分かるのかな?サイバースペースとマトリックスの違いは?映像化で補完しないとホントに分からない。「「心は"読む"もんじゃない。いいか、あんたですら活字のパラダイムに毒されてる。読むのがやっとのあんたですら、な。おれは記憶に"出入り"することはできるけど、記憶は心と同じじゃない」」

  • ehirano1

    AIが人間に突き付けたのは「徹底した現状の維持」で、それは「世界は世界だ」という一言で纏められてしまいました。つまりは、目の前のシステム(≒時代)とどう折り合を付けていくかを考えなければならないので、テクノロジーが空前の進化を果たそうが、武士が刀を振るっていた時代であろうが同じ変わらないということなんだな、と改めて認識しました。

  • ケイ

    「ziggy stardust」「virtualinsanity」「space cowboy」、読んでいる間、絶えずシャッフルする。電脳世界にフレッシュな肉体はなく、傷んだ身体の修繕だけ。生きる目的もないのに、生き延びるための命がけの仕事。その中にあって、ロマンサーは、幻想だとしても、まやかしの夢を見させる。例えオルフェウスになろうとも、身体でなく心を刺す人を見せてくれるとしたら。欲しい人が幻でもリアルなら。拒絶しても憧憬は忘れ得ず、3人の優しいイメージとなって不意に訪れる。

  • まふ

    「サイバーバンク」小説の創始者兼最高峰と目される著者の代表作。という触れ込みだが、私には未知の世界であった。近未来の地球、超巨大電子脳ネットワークが地球を覆いつくし、人体と機械が融合し、脳内とコンピューターの情報処理の融合が「過剰に推し進められた社会」となっている。主人公のケイスは脳神経を焼かれたハッカーで、没入(ジャックイン)不能状態のまま用心棒のモリイ(女)とともに活躍をする…。のだが、いったい何がどうなったのかは見当もつかないまま「読了」した。ウーン、これを読んだと言えるか、G467/1000。⇒

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