ウィリアムソン・マーレイ

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歴史と戦略の本質 下 歴史の英知に学ぶ軍事文化

ウィリアムソン・マーレイ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562046508
ISBN 10 : 4562046503
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

軍の指導層が歴史を学ぶことの重要性、あるいは歴史家の軍事史研究の必要性と問題点を解明する。米・英の第一線の軍事専門家、軍事史学者が、世界史と軍事史からいかに未来を読み解くかを解説。

【著者紹介】
ウイリアムソン・マーレー : 米国の歴史学者。オハイオ州立大学名誉教授。防衛分析研究所上席研究員。イェール大学卒業後、5年間の空軍士官勤務を経て、イェール大学大学院で学位取得。同学部講師、オハイオ州立大学教授、海兵隊大学教授、国立航空宇宙博物館教授、陸軍大学教授等を歴任。…軍事革命・軍事における革命(RMA)の研究者として著名

リチャード・ハート・シンレイチ : アメリカの軍事問題研究家、コラムニスト。退役軍人。1965年ウエストポイント(陸軍士官学校)卒業。オハイオ州立大学修士号取得。陸軍指揮幕僚大学、陸軍大学卒業。ベトナム戦争に従軍。中隊長から旅団長までを経歴。陸軍士官学校、陸軍指揮幕僚学校等で教鞭をとる他、政府・軍中枢スタッフ任務を歴任。1990年退役後も防衛関連機関、シンクタンクなどに参画。軍事関係論稿多数

今村伸哉 : 軍事史研究家。1960年防衛大学校卒業。国士舘大学大学院政治学研究科修了。陸上自衛隊幹部学校指揮幕僚課程卒業。師団司令部幕僚、陸上自衛隊幹部学校教官、オランダ国防省軍事史課・ライデン大学・ウィーン大学客員研究員、防衛大学校教授、在日米軍アジア研究所アナリスト、日本文化大学教授などを歴任

小堤盾 : 軍事史研究家。1986年早稲田大学卒業。同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。金沢工業大学国際問題研究所元研究員、早稲田大学・武蔵大学などの非常勤講師を歴任

蔵原大 : 歴史研究家。2003年早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程満期退学。同年独立行政法人国立公文書館非常勤勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 八八

    下巻をようやっと読み終えた。下巻はヴィクトリア朝の海軍や日露戦争とその戦訓、戦間期イギリス陸軍の改革とその挫折、テロリズムや政軍関係などを所収。上巻が概念や理論的な論文を扱っていたのに対して下巻は具体的な事例研究を提示して軍事・戦争における過去を如何に学び注意して読み取るのかについて各論で提示する印象。この書籍自体は軍人向けに書かれているのでCivilの我々には理解し難い部分もあった。最後のハワードのエッセイは示唆に溢れ軍事史を学ぶ者にとっては意識すべきことを教えてくれる。

  • hurosinki

    下巻は具体的な歴史的事実を通して、軍隊の技術革新への対応や、テロリズム(11章)、政軍間の軋轢(12章)の問題を扱う。ヴィクトリア朝英海軍の平和ボケ(10章)、日露戦争から非現実的な教訓を引き出し、その代償をWW1で払った列強(11章)、機械化の最先端を行きながら兵種間のいがみ合い、イギリス政府(主にチェンバレン)の冷遇、専門知識の活用の不徹底によって惨憺たる有様を呈した英陸軍(12章)の初めの三章と、付録のマイケル・ハワードによる「軍事史の利用と濫用」の講演が新鮮で分かりやすい。

  • ゴッツ

    上下巻を読破!読み終えて日本が平和ボケしていてとても不安を感じた。 憲法第9条はすばらしい考えだけど戦争に巻き込まれない保証はないし知らなければ対処できる問題ではないので専門家でもない普通の人でもある程度軍事史を知っておいたほうがいいと考えさせられた。

  • ろーじゃ

    上巻に続き、近現代の軍事史の分析と説明。自分は途中から、欧米人によるマニアックな西洋史の講義を履修したつもりで読んでいた気がします。軍事史を学ぶ意義が確立されている人は、上下巻ともパスしても問題ないと思いす。

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