Product Details
ISBN 10 : 4309209386
Content Description
生きることは自然な流れ。でも私やうちの子どもたちにとっては決してそうではない。10代の息子二人を自死で失った作家による、悲しみを超える「人生の極み」について書かれた唯一無二の心揺さぶられるエッセイ。「それでもなお人生を生きねばならない」。全米図書賞ノンフィクション部門最終候補作。
目次 : 言葉もない/ 事実関係/ 気づけば奈落の底(そして本書の対象とならない読者への注意書き)/ 「人は死ぬ。そして人は幸せではない」/ 直感とは物語のこと/ 生きる枠組み/ 母親の直感なんてこんなもの/ 子どもは死ぬ。そして親は生きていく/ 現実についての新たな知識/ 別種の新生児/ 奈落の底が住処に/ 自然のものはただ育つ/ 小石は岩ではない/ いまといま、いまと次、いまと後/ 兄弟で親友同士/ いま、いま、いま、いま/ 孤独感という小石/ 足踏みする/ ここにも奈落の底が/ 生きる価値があることと、生きる力があること/ ジェームズにとっては、つまらない喜劇/ 子どもたちに言わなかったこと/ 子どもは死ぬ。そして親は生きていく
【著者紹介】
篠森ゆりこ : 翻訳家
イーユン・リー : 1972年、北京生まれ。北京大学に入学し、生物学を専攻。卒業後の1996年にアメリカに留学し、アイオワ大学大学院で免疫学を研究していたが、やがて英語で執筆するようになり、進路を変更して同大学院の創作科に編入した。2005年に短編集『千年の祈り』を刊行し、フランク・オコナー国際短編賞、PEN/ヘミングウェイ賞、ガーディアン新人賞などを受賞。これまでにPEN/マラマッド賞、PEN/フォークナー賞、PEN/ジーン・スタイン賞、O・ヘンリー賞など数々の賞を受賞。現在、プリンストン大学で創作を教えながら、執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

