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自然のものはただ育つ

イーユン・リー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309209388
ISBN 10 : 4309209386
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

生きることは自然な流れ。でも私やうちの子どもたちにとっては決してそうではない。10代の息子二人を自死で失った作家による、悲しみを超える「人生の極み」について書かれた唯一無二の心揺さぶられるエッセイ。「それでもなお人生を生きねばならない」。全米図書賞ノンフィクション部門最終候補作。

目次 : 言葉もない/ 事実関係/ 気づけば奈落の底(そして本書の対象とならない読者への注意書き)/ 「人は死ぬ。そして人は幸せではない」/ 直感とは物語のこと/ 生きる枠組み/ 母親の直感なんてこんなもの/ 子どもは死ぬ。そして親は生きていく/ 現実についての新たな知識/ 別種の新生児/ 奈落の底が住処に/ 自然のものはただ育つ/ 小石は岩ではない/ いまといま、いまと次、いまと後/ 兄弟で親友同士/ いま、いま、いま、いま/ 孤独感という小石/ 足踏みする/ ここにも奈落の底が/ 生きる価値があることと、生きる力があること/ ジェームズにとっては、つまらない喜劇/ 子どもたちに言わなかったこと/ 子どもは死ぬ。そして親は生きていく

【著者紹介】
篠森ゆりこ : 翻訳家

イーユン・リー : 1972年、北京生まれ。北京大学に入学し、生物学を専攻。卒業後の1996年にアメリカに留学し、アイオワ大学大学院で免疫学を研究していたが、やがて英語で執筆するようになり、進路を変更して同大学院の創作科に編入した。2005年に短編集『千年の祈り』を刊行し、フランク・オコナー国際短編賞、PEN/ヘミングウェイ賞、ガーディアン新人賞などを受賞。これまでにPEN/マラマッド賞、PEN/フォークナー賞、PEN/ジーン・スタイン賞、O・ヘンリー賞など数々の賞を受賞。現在、プリンストン大学で創作を教えながら、執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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    想像を絶する喪失 事実と論理についての本 いかなる親も立ちたくない深淵 ラディカル・アクセプタンス 根本的な受容 感情ではなく思考 感傷性を徹底的に排除 人生の解決不可能な問題 自律性と選択を認める 人間は死ぬそして幸せではない 語り得ないものについては沈黙しなければならない やるべきことをする 機能する活動を続ける 自然の単なる存在の仕方 今と今と今と今があるだけだ 死なない動詞は『である』 場所の外の空間 シュレーディンガーの悲嘆 思考から死んだ 抑制された文体 人生は頑固だ 私自身の条件でのみ生きる

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