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これからのai、正しい付き合い方と使い方 「共同知能」と共生するためのヒント

イーサン・モリック

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041155271
ISBN 10 : 4041155274
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

仕事仲間として、家庭教師として、創造性として、コーチとして、そして人として、AIは今後どのように我々の仕事や生活を変えるのか?
本書では、長らく「人工知能」と呼ばれていたAIは、もはや人類の「共同知能(Co-Intelligence)」であるとする著者が、「仕事仲間」「創造性」「コーチ」など役割ごとにAIを捉え直し、まったく新しい関わり方を具体的に提案する。AIが書いた末恐ろしくも圧巻のパートにも注目!

【本書の内容】
・AIは「勤勉な見習いシェフ」
・怖い? 賢い? 怖いくらい賢い?
・AIによる人類滅亡のリスク
・暴走防止のための「ガードレール」の設置と、ガードレールを突破する方法
・AIの巧みな嘘
・AIと協力するためのルール設定
 原則1 常にAIを参加させる
 原則2 人間参加型(ヒューマン・イン・ザ・ループ)にする
 原則3 AIを人間のように扱う(ただし、どんな人間かを伝えておく)
 原則4 「今使っているAIは、今後使用するどのAIよりも劣悪だ」と仮定する
・「ソフトウェアのように」ではなく「人間のように」行動する
・AIが見せる「意識のひらめき」
・創造性の自動化
・量を出すのが得意なAIと、駄作を排除するのが得意な人間
・企業やリーダーはAIとどう向き合うべきか
・AIは既存の教え方を破壊する
・宿題の終焉後の世界
・AIの未来についての4つのシナリオ 他

【著者紹介】
イーサン・モリック : 起業とイノベーションを専門とするウォートン・スクールの経営学教授。その研究は、フォーブス、ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナルなど、多くの出版物で取り上げられている。様々なテーマの教育用ゲームの開発も多数手がけている。生成AI研究の第一人者。ペンシルベニア州フィラデルフィア在住

久保田敦子 : 企業で長年翻訳業務に従事し、翻訳者として独立。主にビジネスやエンターテインメント分野で英語翻訳を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Yuma Usui

    大学で経営学を教える著者による生成AIの活用方法と未来の考察。「共同知能」として人間の知的活動に欠かさずAIを参加させることがポイント。また、AIは誤ることがあるため、自分もそれに対処できるよう自己の専門性を磨くことを勧めている。好む好まざるに関わらず今後の世界に大きな影響を与え、かつ今のAIは今後出現するAIで最も低機能であることを念頭に、計画を立てることが肝要。使い所が広く、むしろ考えることが得意でない人ほど恩恵を受ける技術であるため、積極的に自分に合った使い方を試していくことが大事。

  • あつお

    AIはこれからの時代、人間の「共同知能」として共生すべき存在になると著者は説きます。AIをただの道具と見るのではなく、信頼できるパートナーとして活用し、共に創造することが鍵。けれども、AIに頼りすぎると人間の能力が低下し、逆にAIに「使われる側」になってしまう危険も。特に印象的だったのは、AIとの対話を深めることで、自分自身の思考も進化するという考え方。進化のスピードが速いAI社会で、常に学び続け、自分が主導権を持つことが大切だと実感しました。これからはAIを怖がらず、上手に「使いこなす」意識を持ちたい。

  • 一休

    ヒトが生成AIと共存する方法を論じた本。AIに明確なペルソナを与える、human in the loopで共同知能化する等、他の事例からもよく聞く方法が紹介されている。一方で、生成AIは能力が高い人間にとって成果の向上余地は小さく、むしろ能力が低い人間の方がその余地が大きい(できる人間はほぼそのまま、ダメな人間はできる人間になる)、生成AIを使いこなすにはその結果の真偽を見抜ける基礎的な知識が不可欠、上位職が部下ではなく生成AIを使うことで部下の育成機会が失われる等、が新視点だった。

  • 日本語版も原著も2024年。大規模言語モデル(LLM)の基本的な仕組み(統計的な計算で文を生成)、仕事や教育にAIをいかに導入するかなどについて論じている。「いかに上手く使うか、付き合うか」がよく論じられていて、内容も大変賛同できるものだった。人間がAIと役割分業をうまくしながら=ケンタウロスとして生きながら、やがて共同してサイボーグとして仕事をこなしていく、その方法を我々はもう考え、実践していかないといけない。AIの時代はもう来ている。

  • りんだ

    アメリカの事例で、弁護士がChatGPTの出力をうのみにして法廷に立ったところ間違いを犯していた事例については非常に驚いた。専門家でも「AIが言うならあっているだろう」というバイアスに囚われ、ミスを犯す。専門家も生成AIを人間的に、かつ信頼できる専門家として認知している表れなのかもしれない。確かに言語型のLLMは非常に人間らしい出力を返すように返答してくるし、人格を感じるのも無理はない。人間的に扱うことでうまく付き合える(難しく感じない)一方で、機械であることも忘れずに批判的に見る。このバランスなんだろう

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