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原州通信 韓国文学ショートショート きむ ふなセレクション

イ・ギホ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784904855805
ISBN 10 : 4904855809
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

国民的作家と、大人になりきれず人生を彷徨う男とのアイロニカルでユーモラスな邂逅。韓国語でもよめる。

【著者紹介】
イ・ギホ : 李起昊。1972年、江原道原州市生まれ。明知大学大学院で博士課程を修了。1999年『現代文学』に短編「バニー」が掲載され文壇デビュー。その後2010年に李孝石文学賞、2013年に金承〓文学賞、2014年に韓国日報文学賞、2017年に横順元文学賞を受賞。現職は、光州大学文芸創作科教授

清水知佐子 : 和歌山生まれ。大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)朝鮮語学科卒業。在学中に延世大学韓国語学堂に留学。読売新聞大阪本社に勤務した後、ライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • コットン

    初めて知る作家でしかも韓国の作家ということだったが短編で読みやすい。というのも構成が単純でありながら、そこはかとないユーモアがあり分かりやすいのでサクサク読める。精神的に孤独な青年の状況を上手く描いている。この本の後ろからはハングルで読めるようになっているので韓国語の学習にも良いかも。

  • かもめ通信

    このシリーズは日本語と韓国語が同時収録されているのだが、私が読めるのは日本語の方だけ。それでも十二分に楽しめた。どことなくユーモラスで、知らない町の見ず知らずの人たちの話なのに切ない郷愁がだだよい、どうしようもなくダメダメな「ぼく」が憎めない。おまけにはっきりそれと断ることなく、作家の抱く文学論とか作家論がところどころに顔を覗かせる。ものすごく私好みの作品だった。

  • Nishiumi

    図書館で欠番になっていたショートショート、やっと借りれた。近所に住む作家先生と、彼女と親しいと嘘をついたばかりにとんでもない目にあう主人公。主人公は大学を出ても定職につかず、親の脛を齧り小説ばかり読んでいる。情けなすぎてなんか笑けてくる。韓国版町田康?みたいな感じだが、小説の展開は現実的で、起こるべきことしか起こらない。ああ残酷な現実。

  • タカラ〜ム

    #はじめての海外文学 vol.5で訳者の清水知佐子さんが推薦している作品。一編の短篇が翻訳と韓国語の原文の両方掲載されていて、韓国語の方はYoutubeで朗読音声が聞けるという翻訳小説としても韓国語教材としても使える1冊。たまたま近所に大作家先生が住んでいることを自慢しちゃったがために大人になってから困ったことになっちゃう主人公がなんとも切ないがそこが面白いところ。でもね、この主人公みたいなことって自分にも経験あったりするんですよね。口は災いのもとってことですかね。

  • 窓際

    日本語の方だけ。

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