イヴェット・フロリオ・レーン

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エビの歴史 「食」の図書館

イヴェット・フロリオ・レーン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562058563
ISBN 10 : 4562058560
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
龍和子 ,  

Content Description

ぷりぷりで栄養豊富なエビ。古代ギリシア時代から現代まで、人類がエビを獲り、食べてきた歴史。世界各地のエビ料理やエビ風味食品、エビと芸術との関係、養殖エビや労働・環境問題にもふれたエビづくしの一冊。レシピ付き。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。

目次 : 序章 エビづくし/ 第1章 エビとはなにか?/ 第2章 エビを獲る エビを売る/ 第3章 巨大産業へ/ 第4章 エビ風味食品とてんぷら/ 第5章 イメージとしてのエビ/ 第6章 安価なエビと大きなコスト/ 付録 エビの買い方

【著者紹介】
イヴェット・フロリオ・レーン : 社会および文化史家。ラトガーズ・ニュージャージー州立大学で博士号を取得。英国を中心とした現代ヨーロッパ史を専門とする。自身の著書や記事では、再生繊維のレーヨンや街の花売り娘など、幅広いテーマを取り上げている。著述、編集、ソーシャル・メディア、イベント企画に長ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    「食」シリーズ。今回は「エビの歴史」。エビといえば日本の食生活にとどまらず釣りの餌にもなっている。エビは様々な加工品にもなっている。子供の頃よく食べたかっぱえびせんの頃からエビは食べていることになる。日本のお菓子「うまい棒」の袋のキャラがエビだとは知らなかった。そしてエビの関しては負の一面も避けられないこと、東南アジアでの養殖による労働や環境問題。アメリカも20世紀初頭はエビの殻剥きという過酷な仕事を子供にもさせていたことを知った。なお「食」のシリーズで「ロブスターの歴史・もあるそうだ。図書館本

  • アキ

    世界で一番人気がある甲殻類。🦐は、環境適応能力があり、海でも川でも湖でも生きられる。現在では養殖エビも大量に供給されるが、劣悪な労働や環境破壊という問題もはらむ。shrimpは小エビのことで、prawnプローンの方が英国では一般的。あいつはエビだは、ちっぽけで取るに足りない人物となるらしい。イタリア語ではgamberiが小エビ、scampiはラングスチィーヌのこと。日本は世界で3番目の消費国。その90%は輸入物。主に東南アジアだが、2018年の1位はインドである。こないだ食べた天丼もインド🇮🇳産かも

  • くさてる

    毎回さまざまな食文化に親しむことができる「食」の図書館シリーズ。今回は「エビ」。大好き大好き。世界各国でのエビの愛され方、その歴史、芸術及び大衆文化での扱われ方などを知ることができます。しかし、エビの繊細な身と剝きづらい殻という特徴が過去には労働問題(たくさんの児童労働者!)を生んだという事実は衝撃的なものでした。日本のエビのてんぷらについても触れられています。

  • 秋良

    なんとロブスターとは別にエビで一冊出ちゃうこのシリーズ。注目すべきは養殖業による環境破壊と労働の問題。以前、タツノオトシゴの図鑑を読んだとき「絶滅からタツノオトシゴを守るにはどうしたら良いか」という問題への解決策に「エビを食べない」が入っていた。私はそれほど詳しいわけではないけど、一次産業を主にする国の環境問題は、従事する国民の生活や先進国の企業の利害と絡み合って解決が難しい。SDGsなんてそう単純じゃない。

  • 木倉兵馬

    主に小さいエビ(ブラックタイガーとかバナメイエビぐらいの大きさまで)についてのグローバル・ヒストリー本。英語では体格の小さい人とか貧弱な人を小エビと表現していたというのは興味深いです。また、エビの殻を食べるかどうかがやはり重要な問題であったり、殻剥きの児童労働・低給料労働など働く環境の劣悪さの改善の歴史も知れたりなど、なかなかに良い本です。

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