Books

コンヴィヴィアリティのための道具 ちくま学芸文庫

イヴァン・イリッチ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480096883
ISBN 10 : 4480096884
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ますます混迷の度を深め、閉塞感が高まる現代。現行の諸制度に対する不満がさまざまな形で噴出している。では、めざすべき新たな社会とはどういったものか―。イリイチはそれをコンヴィヴィアリティ(自立共生)という言葉に託した。人間の本来性を損なうことなく、他者や自然との関係性のなかでその自由を享受し、創造性を最大限発揮させていく社会、技術や制度に隷従するのではなく、人間にそれらを従わせる社会、それは決してユートピアではない。近年興隆する脱成長論の思想的源泉をなし、新たな社会を構想するためのヒントが凝縮された、不朽のマニフェスト!

目次 : 1 二つの分水嶺/ 2 自立共生的な再構築/ 3 多元的な均衡(生物学的退化/ 根元的独占/ 計画化の過剰/ 分極化/ 廃用化/ 欲求不満)/ 4 回復(科学の非神話化/ 言葉の再発見/ 法的手続きの回復)/ 5 政治における逆倒(神話と多数派/ 崩壊から混沌へ/ 危機の洞察/ 急激な変化)

【著者紹介】
イヴァン・イリイチ : 1926‐2002年。ウィーン生まれの思想家。ヴァチカン・グレゴリオ大学で神学と哲学を学び、カトリック司祭として活動。1969年、ローマ・カトリック教会との軋轢により還俗し、以後、学校・病院制度に代表される産業社会への批判を展開。その議論は、教育、医療、エコロジー運動、コンピュータ技術など、多分野に影響を与えた

渡辺京二 : 1930年、京都生まれ。旧制第五高等学校を経て、法政大学社会学部卒業。評論家。河合文化教育研究所特別研究員

渡辺梨佐 : 1959年、熊本県生まれ。熊本大学文学部大学院修士課程(社会学コース)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items