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わが家は「ユダヤ人の家」だった

インケ・ブローダーセン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562075270
ISBN 10 : 4562075279
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

著者が住むベルリンのあるアパート。この家に戦前に住んでいたユダヤ人たちはドイツ国民である権利を奪われた。収容所に送られた人、財産を奪われた人、国外へ逃げのびた人‥‥著者は24人の住人の人生の足跡を追った。

【著者紹介】
インケ・ブローダーセン : 1950年、ドイツのシュレースヴィヒ・ホルシュタイン州生まれ。ハンブルク大学を卒業後、編集者として歴史、教育、ファシズムなどの分野で書籍の編著にたずさわる

中村康之 : 1963年、山口市生まれ。金沢大学文学部文学科卒。ドイツ系の特許・法律事務所で翻訳業務にたずさわったのち、1999年よりフリーの翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ゆずこまめ

    ここに、彼らがいた。ここまで調べたのもすごいしここまで詳しく彼らの人生を知りながら住み続けるってどんな気持ちなんだろう。著者の真実と向き合う強さがすごい。著者のアパートに住んでいた人達の悲劇もきっと当時のドイツではありふれた悲劇だったのだろう。そのことに気づいてまた怖くなる。

  • Scotts

    ベルリンに転勤してきた筆者。借りたアパートには戦前にユダヤ人24人が住んでいたが強制退去させられていたことを知る。その人たちの運命について様々な資料を元に追跡調査を行う。強制収容所に送られた人、亡命できた人、行方がわからない人。ナチスはあらゆる手段でユダヤ人を弾圧し、財産はほとんど全て没収され、頼みの綱のアメリカ初め諸外国はユダヤ人亡命者受入を制限する。絶望とともに置き去りにされた人たちの気持ちを思うと言葉もない。

  • トト

    著者は、自分が住んでいる集合住宅が、ナチ政権時代、ユダヤ人住宅だったことを知る。当時の24人の足跡を辿りながら、ドイツ人である自分や家族の人生を振り返る。24人(家族や親戚もいるので、それ以上)の人生は戦時中とはいえ悲惨なもの。当然収容所で殺された人もいれば、戦禍にあった人もいる、また運良く国外に出れた中にも、新天地で生活できたもの、うまくいかなかったもの、様々。食傷気味になるのは、実際はもっと大人数の犠牲者がいたことを想像するから。今イスラエルがイランに攻撃している。戦争って誰得のイベントなのか・・・

  • john

    ユダヤ人というだけで仕事も財産も全て国家に奪われ、教育を受けることも禁止される。外国に移住しようとしても、煩雑な手続きが必要。外出が禁止され、資格は剥奪、事業も没収されて、全財産は国庫に入れられる。移送する時に持って行った荷物からは金目の物は全部没収、ドイツ人が山分けしたのである。これでどうやって生きていくことができるのか?何故黙って従ったのか?何故ドイツ人は誰もこの状況に何もしなかったのか?あまりにも酷い。こんな目に遭ったユダヤ人の怒りは尤もだが、だからといってガザを攻撃する理由にはならないだろう。

  • Go Extreme

    シュペーア 都市計画 住居破壊 帝国首都再編成執行局 ユダヤ人賃貸関係法 既存住居 脱ユダヤ化 強制居住 ユダヤ人の家 ベルリン シェーネベルク 星を背負う者 黄色い星 逃亡者は故郷喪失 国外退出 束縛脱出 ユダヤ人受入拒否 キンダー輸送 子供救出 氷の別れ 家族離散 ボスニア紛争 サフエド一家 追放下の生活 ゲットー 潜伏 死への旅 移送列車 テレージエンシュタット 嘘収容所 強制労働 移送一時免除 工場作戦 一斉検挙 財産申告 没収 ユダヤ人家財 略奪 トレブリンカ 絶滅収容所 戦後補償請求 困難

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