イングリッド・シャベールグリディ

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ぼくトリ

イングリッド・シャベールグリディ

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Product Details

Genre
：
Literature
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784805112519
ISBN 10 : 4805112514
Format
：
Books
Publisher
：
千倉書房
Release Date
：
February/2022
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
イングリ・シャベール, アーサー ビナード, グリディ ,  

Content Description

学校がはじまった。あたらしいクラス。あたらしいクラスメート。ぼくはビビッときた。こんなきもち、はじめてだ。

【著者紹介】
イングリ・シャベール : 作家。１９７８年、南フランス生まれ。２０１０年ごろから絵本をつくり始め、これまでに１００冊ほどの作品を世に出している。ここ数年は、コミックの原作にも力を注ぎ、キャロル・モレルとともに波の世界をえがいた作品『Ｗａｖｅｓ』は、ヨーロッパで広く読まれ、ハーベイ賞のコミック部門に選ばれた

グリディ : 画家。１９７０年、南スペイン生まれ。セビーリャ大学美術学部絵画学科で学ぶ。２０１４年に第７回サン・ジョアン・ダ・マティラ国際イラストレーション大会で優勝。絵本を多数刊行し、『Ｅｌ　Ｒｅｂａｎｏ』でマドリード書店組合の最優秀絵本賞を受賞。書籍のイラストのみならず、芝居やダンスパフォーマンス、人形劇などのポスターも手がけている

アーサー ビナード : 詩人。１９６７年、アメリカ北部ミシガン州生まれ。コルゲート大学で英文学を学び、卒業と同時に来日、日本語での詩作を始める。詩集『釣り上げては』（思潮社）で中原中也賞、『日本語ぽこりぽこり』（小学館）で講談社エッセイ賞、『ここが家だ―ベン・シャーンの第五福竜丸』（集英社）で日本絵本賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ

    読了日：2025/08/09

    鳥の求愛行動は有名である。孔雀が羽を広げ、タンチョウは舞い、パートナーにわたしは健康で勇敢だとアピールする。ぼくはトリである。トリになる必要に迫られた。鳥を愛する人のためにトリになってしまったから。どんなに伝え方が不自然でも、どんなに不格好でも、ひと目見たときから決めていた。この先に何があっても、望まない結果になったとしても、この方法しかぼくにはできないから。人生は一度きり。今を逃したら終わり。壊れた隙間から見つめたトリ、まっすぐに受けとめた瞳。言葉もないままに伝わる気持ち。恋をすると誰もが不器用になる。

  • Willie the Wildcat

    読了日：2023/02/26

    ブックカフェで手に取った一冊。どうりで大人の場所に立てかけてあったのか〜と納得のストーリー。背中を後押しするために多少誇大表現かもしれませんが、相手の目線、そして「心」。迎えたハグの場面、グッとくる。「心」に応えた瞬間。温かい。方法論は別として、相手のことは知りたいし、知れば寄り添いたくなるのも自然。良い意味で、表紙の絵に騙されました。

  • ベーグルグル （感想、本登録のみ）

    読了日：2022/07/13

    鳥好きなので、トリっていう事で読んでみたら、意外にも甘酸っぱい恋のお話でした。相手を知ろうとする姿、好きな相手のために一生懸命頑張る姿は、愛おしくエールを送りたくなりました。翻訳はアーサービナードさん。

  • ヒラP＠ehon.gohon

    読了日：2022/07/18

    恋をするってこんなことなんだろうなと、くすぐったくも、懐かしくも思います。 好きになった人のためにピエロになってしまう自分。 彼女の一番好きなものになりきろうとする自分。 自分が鳥になるなんて、滑稽かもしれない、非常識かもしれないけれど、恋は一途なのですね。 このトリッキーなトリ作戦の結果は…。 素晴らしいラストシーンです。

  • ヒラP＠ehon.gohon

    読了日：2023/02/03

    好きな人の好きなものになりたい、なんとピュアで純情で一直線の恋心でしょうか。 恋のためならピエロにだってなれるのです。 ラストが眩しい絵本です。 これほどにハッピーな展開ばかりではないと思いますが、行動しなければ大切なものをトリ逃してしまいますよね。

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