Product Details
ISBN 10 : 4000612867
Content Description
難民・移民危機という「移民革命」は、どのように欧州社会を変容させたのか。有権者の「能力主義的エリート」への反乱はなぜ起こっているのか。そしていま、EU諸国のリベラル・デモクラシー体制は、台頭する極右ポピュリスト政党による「反革命」の動きのなかで内部的危機に直面している。かつてソ連解体と東欧革命という「大規模な崩壊」をそのただなかで体験したブルガリアの知識人が、透徹した歴史的視座から「アフター・ヨーロッパ」を考察したのが本書である。
目次 : はじめに 既視感としてのハプスブルク帝国―EUの危機的状況(ハプスブルク帝国の分裂/ 欧州分裂の理論の欠如 ほか)/ 第1章 われわれ欧州人(移民(難民)危機―あるいは、歴史はなぜ終わらなかったのか/ 主張と投票の移動 ほか)/ 第2章 かれら人民(ポピュリズムという妖怪/ 中欧のパラドクス ほか)/ おわりに ハプスブルク帝国の再現?―欧州の脆弱性と復元力について(当然の世界としてのEU/ 新たな希望)
【著者紹介】
イワン・クラステフ : 1965年生。ブルガリア出身。ソフィア大学卒。政治学(政治理論、中東欧政治)。ソフィアの「リベラル戦略センター」(the Centre for Liberal Strategies)理事長、ウィーンの「人間科学研究所」(Institut f¨ur die Wissenschaften vom Menschen)常任フェロー
庄司克宏 : 1957年生。慶應義塾大学大学院法務研究科教授/ジャン・モネEU研究センター所長。日本EU学会元理事長。2002年、欧州委員会よりジャン・モネ・チェア授与。2009‐10年外務省日EU関係有識者委員会委員。専門は、EUの法と政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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1.3manen
読了日:2021/05/01
柳瀬敬二
読了日:2018/08/30
ta_chanko
読了日:2020/03/07
in medio tutissimus ibis.
読了日:2019/08/14
taming_sfc
読了日:2019/01/29
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