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ISBN 10 : 4885880912
Content Description
「すべてが青一色になる場所があるってことを信じ続けるんだ。何があろうとも、だよ」―ナチス・ドイツ合邦期のウィーンを舞台に、“青一色の世界”を探しもとめる少女エレンの軌跡を描いた物語。作家の自伝的要素に、歴史、宗教、伝説、民謡を織りまぜた10の断章が、イメージ豊かな幻想世界を紡ぎだす。ユダヤ系女性作家イルゼ・アイヒンガーの、最初にして唯一の長篇小説(1948年作品)。妖精文庫版より35年の時を経て、新訳にて復刊。
【著者紹介】
イルゼ・アイヒンガー : 1921年、ウィーン生まれ。第二次世界大戦後、大学で医学を学び始めるものの、『より大きな希望』の執筆に専念するために中退。1948年にアムステルダムで出版され一躍有名になり、1952年にグルッペ四七賞に輝いた短篇「鏡物語」(『縛られた男』所収)で、その名を不動なものにした。1980年代以降は執筆活動を休止していたが、今世紀に入ってから矢継ぎ早にエッセー集を発表し、人々を驚かせた。2016年11月11日、ウィーンに没する
小林和貴子 : 1979年、東京生まれ。慶應義塾大学、ハンブルク大学で学ぶ。現在、学習院大学文学部ドイツ語圏文化学科准教授。二十世紀ドイツ語圏文学、オーディオドラマやオーディオブックを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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きゅー
読了日:2017/11/10
メセニ
読了日:2017/04/25
びっぐすとん
読了日:2017/11/11
Mark.jr
読了日:2020/12/21
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