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イリヤ・カバコフ自伝 60年代-70年代、非公式の芸術

イリヤ・カバコフ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622073147
ISBN 10 : 4622073145
Format
Books
Release Date
October/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
鴻英良 ,  

Content Description

ウクライナ出身の前衛芸術家であり、現在世界各地で活躍するインスタレーション作家の見事な描写で、驚くべき現代ロシア美術史が明かされる。ソ連邦時代の地下芸術家たちの実態と自らの心情を謳い上げる未曾有の書。

【著者紹介】
イリヤ・カバコフ : 1933年、ソヴィエト連邦ウクライナ共和国ドニェプロペトロフスク生まれ。57年、モスクワ芸術大学卒。児童書の挿絵画家として働き、65年、芸術家同盟に加盟。プラートフ、シュテインベルク、ヤンキレフスキー、ピヴォヴァロフらとともにスレチェンスキー・プリヴァール・グループを結成、モスクワ・コンセプチュアル・アーティストの代表的存在となる。75年、20人のモスクワ・アーティスト展に参加。81年以来、インスタレーション作品を作りはじめる。現在ニューヨーク在住

鴻英良 : 1948年生まれ。東京工業大学理工学部卒、演劇批評、ロシア芸術思想。ウォーカー・アート・センター、グローバル委員(ミネアポリス)、国際演劇祭ラオコオン芸術監督(ハンブルク)、舞台芸術研究センター副所長(京都)などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 工藤 杳

    必ずしも読みやすくはないが、カバコフ自身のこと、60-70年代ソ連の非公式アーティスト界隈の貴重なドキュメントになっている。アルバムという形式について、「生活すべてをごみ捨て場というイメージと関連づけたい」、スキゾフレニックでカオスへ向かうエネルギーとしての60年代アートの空気など。 物静かなこの人の「いちばん価値があり、興味深く、重要で、美しいのはすべて非公式の文化だ」という本書唯一の静かな叫びが胸を撃つ。訳者が言うように、生き残りとしての悲壮な使命感がこの本を書かせたのだろうか。

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