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Work Design 行動経済学でジェンダー格差を克服する

イリス・ボネット

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784757123595
ISBN 10 : 4757123590
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

行動設計を成功させるための「DESIGN」=Data(データ)+Experiment(実験)+SIGNpost(標識)。ハーバードの女性行動経済学者が示すエビデンスに基づく男女平等への道筋。

目次 : 行動デザインの力/ 第1部 問題(無意識のバイアスはいたるところに潜んでいる/ バイアスを取り除くのは容易でない ほか)/ 第2部 人事のデザイン(人事上の決定にデータを活用する/ 人事評価の方法を見直す ほか)/ 第3部 職場と学校のデザイン(リスクを調整する/ 平等な条件で競い合えるようにする)/ 第4部 ダイバーシティのデザイン(ロールモデルを生み出す/ 適切なグループをつくる ほか)/ 変革をデザインする

【著者紹介】
イリス・ボネット : スイス生まれの行動経済学者。ハーバード大学ケネディ行政大学院教授。専門はジェンダー・異文化間の平等を実現するための行動デザイン。同大学院「女性と公共政策プログラム」所長、「行動インサイト・グループ」共同座長、「ハーバード意思決定科学研究所」副所長等を務めるほか、世界経済フォーラム「行動科学に関するグローバル未来会議」の共同議長、クレディ・スイス・グループの社外取締役も歴任。『WORK DESIGN―行動経済学でジェンダー格差を克服する』は「女性と公共政策プログラム」の10年間の研究成果であり、エビデンスに基づくジェンダー・ギャップ解決策を示した書として、フィナンシャル・タイムズ/マッキンゼーの年間最優秀ビジネス書(2016)の最終候補に選ばれている

池村千秋 : 翻訳者

大竹文雄 : 大阪大学大学院経済学研究科教授。専門は労働経済学・行動経済学。NHK Eテレの経済番組「オイコノミア」講師を務め、経済学的思考をわかりやすく伝える手法で人気を博す。主な著書に『日本の不平等』(サントリー学芸賞、日経・経済図書文化賞、エコノミスト賞)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 夜長月🌙新潮部

    各企業は今やどこでもダイバーシティ研修やジェンダーの講習をしています。しかしその結果、差別は減少して改善されているでしょうか。行動経済学者らのよる追跡調査で研修は無意味で、かえって差別が悪化していることがわかりました。その原因は例えばダイエットしている人がヘルシーなものを食べた後にジャンキーなものを少し食べても大丈夫と思うのと同じ心理です。研修よりも実行が大切であり「クオータ制」にはもっともな批判がありますが現実として効果が上がっています。

  • katoyann

    学校や企業に潜むジェンダー・バイアスが女性の業績達成の障壁になっているとして、心理学の研究知見も交えた行動経済学の観点から、ジェンダー平等を志向する組織づくりを提案した研究書。ステレオタイプは、女性の業績達成に悪影響を及ぼす。例えば、女性は控えめであり、男性に比して消極的であるというステレオタイプは、女性が公の場で発言する意欲を下げ、結果として政治家を目指す女性が少なくなるという。ジェンダー格差を克服するための行動デザインは、ステレオタイプの気づきと修正にあるという。タメになるのでオススメ。

  • はるき

     興味がある分野なんですが、何とも読みにくい文章…。

  • 白義

    職場で生まれる、男女格差と思い込み大全とでも言うべき本で、人事関係者なら絶対必読。いかに女性労働者が偏見を持たれていて、その意識の抑圧が当事者にまで浸透しているかという実態がわかるだけでなく、そこからいかに男女格差を解消していく具体的な職場のデザインを構想するか、その解決のための具体策まで明確で豊富なデータを駆使してく良書だ。中でもダイバーシティ研修などの具体的な意識改革がジェンダー問題にあまり効果がないというのが印象的。免罪符効果と言って、研修を受けたことがかえって偏見を温存する免罪符になってしまうとか

  • zel

    データに基づき行動を変えていく。どうデザインするかによってバイアスの影響を軽減する。ジェンダーだけじゃなく、広く関わる話。バイアスをしり、デザインする力がいるな。

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