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イスラエルに関する十の神話(仮)サピエンティア

イラン・パペ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784588603556
ISBN 10 : 4588603558
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

偽りの“神話”を解体する。パレスチナは民なき地ではなかったし、ユダヤ人は国なき民ではなかった。シオニズムは民族解放運動ではなかったし、暴力と略奪のうえに成立したイスラエルは民主主義国家ではない。中東現代史における欺瞞を暴き、共存の道を新たに描く。

目次 : 第1部 過去の虚偽(パレスチナは無人の地であった/ ユダヤ人は土地なき民族であった/ シオニズムはユダヤ教である/ シオニズムは植民地主義ではない/ 一九四八年にパレスチナ人は自ら居住地を捨てた/ 一九六七年六月戦争は「やむを得ない」戦争であった)/ 第2部 現在の虚偽(イスラエルは中東で唯一の民主主義国家である/ オスロー合意に関する諸神話/ ガザに関する諸神話)/ 第3部 未来の虚偽(二国解決案が唯一の道である)/ 結語 二十一世紀の殖民・植民地主義国家イスラエル

【著者紹介】
イラン・パペ : 1954年、イスラエル・ハイファ市生まれのユダヤ系イスラエル市民。ハイファ大学講師を経て、英イギリス・エクセター大学教授。同大学パレスチナ研究所所長。パレスチナ・イスラエル史研究。1984年に“Britain and the Arab‐Israeli Conflict,1948‐51”で博士号を取得

脇浜義明 : 1941年生まれ。1973年、神戸大学大学院文学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • すーさん

    イスラエルの歴史について、パレスチナ問題についてたくさんの誤解をしていることが多くの資料から分かった。参考文献の数が半端ではなく、情報量が圧倒的。イギリスが悪いということについては意見は変わらず、アメリカについても印象が悪くなった。虐殺はなぜ起きるのか、話し合いで解決できるのではないかと安易に考えてしまっているところも自分にもあったがこの本を読んでそんな考えは無知から来るものだと感じた。多くの闇が潜んでいて、世界中のどこよりも劣悪な環境にあるこの地について少しでも多くの人に知って欲しいなと思った。

  • 神奈川健一

    イスラエル人の学者のよる、国家イスラエルが主張する政治的メッセージの欺瞞を、パレスチナの立場に立って批判する本です。読むほどにイスラエルの植民地主義国家っぷりに唖然とします。土地は欲しいがそこに住むパレスチナ人は国民にしたくないから、人権を認めない二級市民として扱う…民主主義国家なんて口が裂けても言えませんね。シオニズム運動が起こった当初、キリスト教側も大いに賛成だったこと、オスロ合意が到底実行不可能な酷い内容だったこと、にすごく驚きました。いい知識が得られる本です。

  • 甘千

    ★★★★★

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