イマニュエル・ウォーラーステイン

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世界を読み解く 2002-3

イマニュエル・ウォーラーステイン

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Product Details

Genre
：
Society&Politics
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784894343412
ISBN 10 : 489434341X
Format
：
Books
Publisher
：
藤原書店
Release Date
：
June/2003
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
山下範久 ,  

Content Description

近代世界システムのジオポリティクスの転換点において、様々な勢力が世界を舞台にどう動いているのか。北朝鮮問題、イラク攻撃など、世界の「現在」を長期の視点から読み解き、歴史的意味を分析する時事評論集。

【著者紹介】
イマニュエル・ウォーラーステイン : １９３０年。ビンガムトン大学フェルナン・ブローデル経済・史的システム・文明研究センター所長。１９９４‐９８年、国際社会学会会長。１９９３‐９５年には社会科学改革グルベンキアン委員会を主宰、そこで交わされた討論リポートを『社会科学をひらく』（邦訳１９９６年、藤原書店）としてまとめた。世界システムの理論構築の草分けとして知られ、『近代世界システム』全３巻（邦訳、岩波書店・名古屋大学出版会）の著作は著名

山下範久 : １９７１年大阪府生。ビンガムトン大学社会学部大学院にてウォーラーステインに師事、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、北海道大学大学院文学研究科助教授。専攻・世界システム論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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  • うえ

    読了日：2020/04/28

    「問いを、イスラム世界の穏健派に向けてみれば、彼らは頭を抱えてタカ派の狂気を嘆くだろう。彼らはその毎日を自分たちの地域的現実に生きている。彼らは自身の力の限界を知っている。彼らはまた、自らの地域における合衆国の力の限界を、合衆国よりも知悉している。彼らにとって、合衆国は神殿を壊したサムソンのようなものなのだ…しかし彼らはまた、今日では自らの声が実質ワシントンにとって無きに等しいことを知っている。疑いなく、彼らの多くは自らの個人的運命をアラーの御手に委ねている。スイスの銀行家にも委ねているかもしれないが。」

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