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ISBN 10 : 4894345382
Content Description
自然科学/人文科学、保守/リベラル/急進主義など、我々が前提する認識枠組みをその成立から問い直し、新たな知を開拓してきた「世界システム論」。その誕生から、分析ツール、そして可能性を、初めて総体として描く。明快な「用語解説」と、関連基本文献を網羅した「ブックガイド」を収録した待望の書。
目次 : はじめに―まさにそのなかで生きている世界を理解するということ/ 1 世界システム分析の史的起源―社会科学の諸ディシプリンから史的社会科学へ/ 2 資本主義世界=経済としての近代世界システム―生産、剰余価値、両極化/ 3 国家システムの勃興―主権的国民国家、植民地、国家間システム/ 4 ジオカルチュアの創造―イデオロギー、社会運動、社会科学/ 5 危機にある近代世界システム―分岐、カオス、そして選択
【著者紹介】
イマニュエル・ウォーラーステイン : 1930年生。ビンガムトン大学フェルナン・ブローデル経済・史的システム・文明研究センター所長。イェール大学シニア・リサーチ・スカラー。1994‐98年、国際社会学会会長。1993‐95年には社会科学改革グルベンキアン委員会を主宰、そこで交わされた討論リポートを『社会科学をひらく』(邦訳1996年、藤原書店)としてまとめた。世界システムの理論構築の草分けとして知られ、『近代世界システム』全3巻の著作は著名
山下範久 : 1971年大阪府生。ビンガムトン大学社会学部大学院にてウォーラーステインに師事、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。北海道大学大学院文学研究科助教授(歴史文化論講座)。専攻・世界システム論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Kazuo
読了日:2016/01/23
こややし
読了日:2017/03/22
Keisuke Hosoi
読了日:2012/09/29
ゆうちゃん
読了日:2022/10/30
numainu
読了日:2020/07/04
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