イブラム・x・ケンディ

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人種差別主義者たちの思考法 黒人差別の正当化とアメリカの400年

イブラム・x・ケンディ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334101039
ISBN 10 : 4334101038
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

黒人はいかなる論理で「劣った人種」とされてきたのか。政治・経済・文化的な利己主義から、またときに「性」が誘導し、「宗教」や「科学」が追従することで、その差別の正当化を行ってきたアメリカ社会。著名な学者・哲学者の理論から、政治家の言動、そして一般大衆や黒人自身までを対象として複雑に絡み合うその「人種差別思想」の歴史を描く、アメリカ人種差別問題の決定版!

【著者紹介】
イブラム・X・ケンディ : 1982年生まれ。歴史学者、ボストン大学教授。同大学反人種主義研究・政策センターの創設者であり所長。コラムニストやコメンテーターとしても活躍。本書にて全米図書賞ノンフィクション部門の最年少受賞者となる。ブラック・ライブズ・マター運動が盛り上がりを見せた2020年には、TIME誌の“世界で最も影響力のある100人”に選出

山田美明 : 英語・フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ドラマチックガス

    読むのに2ヶ月以上かかってしまった。大満足。アメリカ黒人差別の歴史を、イギリス人の入植からBLM運動まで、5人のキーパーソンの人生を中心に描いていく。差別への対応で「人種分離主義者」「差別反対主義者」「同化主義者」を分類する。このうち「同化主義者も(現時点で黒人には問題があると考える点で)差別側」というのがミソ。現在、日本で吹き荒れる人種差別、すべてアメリカがこの400年で通っているというのが情けない限り。2ヶ月かける価値があった。本屋でたまたまみつけて手に取り、購入した2ヶ月前の自分を褒めたい。

  • takao

    ふむ

  • コミジ

    マラソン完走のような読後感。長く、決して読み易い本ではない。プロローグであるように人種分離主義、同化主義といった人種差別思想と反人種差別思想の闘いだが、実感が無いからか、分かりにくく感じた。奴隷制には反対だが人種差別主義者だったり、奴隷制が無くなってから差別が激しくなったりする苦い現実を正面から述べている。

  • hoven

    50p読んだ。難しい。歴史的経緯から解きほぐす人種差別の起源。読み終えれるのか。トーマス・ジェファーソンの章まで読み終えた。人種差別主義者だが、奴隷制には反対とか、黒人でもアフリカを下に見た人種差別主義者がいるとか、色々ややこしい。クエーカー教徒がいち早く反人種差別をいいだしたなど。ジェファーソンは矛盾の塊。奴隷廃止を言うかと思えが、自分では200人以上の奴隷を持ってた上に、黒人との間で子供を何人も作ってた。相手の年齢は14歳。(2/13)やっと読み終えた。自己犠牲、是正勧告、教育では駄目だと(2/21)

  • owl&shepherd

    最終章でようやくなじみのある名前が多くなってほっとした。アンジェラ・デイヴィスの旧著名「Freedom is a constant struggle(自由とはたゆまぬ闘争)」にあらためて納得。

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