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ISBN 10 : 4560072116
Content Description
十八世紀イタリア、男爵家の長子コジモは、十二歳のある日、かたつむり料理を拒否して庭の木に登ると、以後、地上に降りることなく、木の上で暮らし始める。木から木へ伝って自由に移動し、森で猟をしたり、無法者と交際したり、読書に励んだりしながら大人になったコジモだが、時代はやがて革命と戦争へと動きだす。恋も冒険も革命もすべてが木の上という、奇想天外、波瀾万丈の物語。人間存在の歴史的進化を描いた“我々の祖先”三部作の第二作。
【著者紹介】
イタロ・カルヴィーノ : 1923年、キューバに生まれる。2歳の頃、一家でイタリアのサン・レーモに移住。トリノ大学農学部に進学し、第2次世界大戦中はパルチザンに参加、戦後、その体験をもとに書き上げた長篇第一作『くもの巣の小道』(47)で、ネオレアリズモ小説の旗手として注目される。変幻自在な語りと実験的手法を駆使した作品で世界的な評価を受け、「文学の魔術師」と評される。1985年死去
米川良夫 : 1931年、東京に生まれる。イタリア文学者。早稲田大学卒業。國學院大學名誉教授。2006年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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まふ
読了日:2023/06/12
ykshzk(虎猫図案房)
読了日:2025/02/18
しろうさぎ
読了日:2024/05/26
kuukazoo
読了日:2022/11/20
saeta
読了日:2024/02/20
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